「ロレックス投資」って、なんだかすごくワクワクする響きですよね。
僕も昔は、その言葉の「熱病」に浮かされていました。「買えば上がる」「資産になる」…そんな情報ばかり追いかけて、実際にサブマリーナを手に入れたんです。
でも、正直に告白します。僕はその時計を手放しました。
所有して初めてわかった「想像以上の副作用」に、僕の心が付いていかなくなってしまったからです。
この記事は、僕が体験したロレックス投資の「リアルな現実」を共有するものです。
- 僕がサブマリーナを手放した理由
- 所有して初めてわかった「精神的な重荷」
- 計算外だった「リアルな維持コスト」
- 同じ後悔をしないための「唯一の対策」
「投資」という言葉に浮足立つ前に、まず「現実」を知りたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事の結論
- ロレックス投資は「熱病」。維持費と傷の恐怖という「副作用」の覚悟が必要です。
- 筆者はサブマリーナを所有後、「日常使いの恐怖」と「維持費」が重荷となり売却しました。
- 結論:「買う」前に、リスクゼロで「借りる(試す)」のが失敗しない唯一の道です。
【告白】ロレックス投資に憧れ、サブマリーナを買い、そして手放した僕の話

僕は以前、ロレックスのサブマリーナを所有していました。そして、オメガのスピードマスターも。どちらも、本当に素晴らしい時計でした。
でも、今はどちらも手元になく、グランドセイコーを気兼ねなく愛用しています。
なぜか?
ぶっちゃけ、「投資」目的で買ったはずのロレックスが、いつの間にか僕にとって「重荷」になってしまったからです。
日常使いでの「傷の恐怖」。数年ごとにやってくる「維持費のプレッシャー」。
ロレックスは最高の時計です。それは今でも変わりません。ですが、『投資』として持ち続けるには、想像以上の覚悟がいることも事実なんです。
この記事の目的は、僕のリアルな体験(失敗、あるいは後悔)を共有すること。
そして、これからロレックス投資を考えようとしているあなたが、僕と同じ後悔をしないための「冷静な判断材料」を提供することです。
実体験で語る、ロレックス投資の「精神的」デメリット3選

- 1. 日常使いが『恐怖』に変わる。傷への異常なプレッシャー
- 2. 愛着が邪魔をする。「冷静な売却タイミング」の喪失
- 3. 偽物(スーパーコピー)への疑心暗鬼
まずお伝えしたいのは、お金の話の前に、この「精神的な重荷」です。
正直、僕が手放した最大の理由はこっちだったかもしれません。
1. 日常使いが『恐怖』に変わる。傷への異常なプレッシャー
ロレックスを買ったら、毎日でも身につけたいと思いませんか?僕もそうでした。
でも、いざ腕につけてみると…想像以上に「怖い」んです。それはまるで、「高級車をコンビニの足にする覚悟」に似ています。
街を歩けば、ドアノブが、デスクの角が、満員電車の他人のカバンが、すべて「障害物」に見えてくる。
日常が、まるで障害物競走のようになる感覚、わかりますかね…?
なぜ、こんなことになるのか。
それは、心のどこかで『投資』だと思っているからです。
「この時計は資産価値がある」「傷がついたら価値が下がる」
この考えが、純粋に時計を楽しむ気持ちを邪魔してくるんです。
デスクワーク中に、ブレスレットが「カツン」とMacBookに当たった時の、あの心臓がヒヤリとする感覚…。
あれを「楽しめる」かどうかが、まず最初の分岐点だと思います。
「傷は味だ」と割り切れるならいいんです。でも、『投資』としてリセールバリューを気にするなら、その傷は「味」ではなく、ただの「減点対象」でしかありません。
このジレンマは、想像以上に精神をすり減らしますよ。
2. 愛着が邪魔をする。「冷静な売却タイミング」の喪失
投資である以上、「一番高い時に売りたい」と思うのが人間の心理ですよね。
でも、相手は無機質な株価ボードや金のインゴットじゃないんです。毎日腕につけて、時を刻んできた「相棒」なんですよ。
ここに、ロレックス投資の二つ目の「精神的デメリット」があります。
それは、「愛着」が「冷静な売却判断」を邪魔することです。
株なら、決めた価格になったらドライに「売り」のボタンを押せますよね。
でも、ロレックスはそうはいかない。
「まだ上がるかも」という欲望と、「いや、でも手放したくない」という愛着。
この二つが、常に心の中で戦うことになります。
そして、いざ「今が売り時かも」と思っても、ふと腕のサブマリーナを見ると…「やっぱりカッコいいな…」と。
結局、「もう少しだけ…」と先延ばしにしてしまうんです。
これはもう、投資じゃなくて、ただの「葛藤」ですよね。
この「愛着」という名のノイズが、あなたの冷静な投資判断を確実に鈍らせます。これも立派なデメリットだと、僕は思います。
3. 偽物(スーパーコピー)への疑心暗鬼
これは特に、中古や並行輸入店でロレックスの購入を考えている方に、強く警告したいデメリットです。
あなたは、その時計が「100%本物だ」と断言できますか?
ロレックス投資がこれだけ注目されると、当然ながら「偽物」もとんでもない勢いで進化しています。
いわゆるN級品と呼ばれる「スーパーコピー」は、ハッキリ言って、僕ら素人目には絶対に見分けがつきません。なんなら、プロでも判断に迷うレベルのものがあると言われています。
「投資」として意識すればするほど、ふとした瞬間に不安がよぎるんです。
「俺がつかまされたこれ、本当に本物だよな…?」と。
この不安は、あなたがその時計を「売却(査定)に出す」その瞬間まで、永遠に消えません。
査定員がルーペを片手に、あなたの時計を無言で覗き込む、あの沈黙の時間…。
そこで「申し訳ありませんが、こちらはお値段が…」と言われた瞬間、あなたの投資額は文字通り「0円」になります。
これ以上の恐怖、ありますか?
信頼できる店で買うのは大前提ですが、それでも「100%」ではないのが中古市場の怖いところなんです。
体験してわかった、ロレックス投資の「経済的」デメリット4選

- 4. 市場変動・為替リスク(=自分の努力と無関係に損をする)
- 5. 想像以上に重い「維持費」という名の固定費
- 6. 高すぎる初期費用(=スタートラインが遠すぎる)
- 7. 正規店の厳しい転売対策
精神的なプレッシャーに加えて、追い打ちをかけてくるのが、この「リアルなお金の話」です。
ぶっちゃけ、こっちのダメージもかなり大きいんですよ。
4. 市場変動・為替リスク(=自分の努力と無関係に損をする)
ロレックス投資が怖いのは、「自分の努力と全く関係ないところ」で価値が乱高下することです。
例えば、世界的な景気後退。リーマンショックのようなことが起これば、高級品であるロレックスの相場は当然、下がります。
あとは「為替」ですね。
ロレックスはスイスのブランドなので、円安になれば輸入品の価格は上がり、円高になれば下がります。
2022年頃の熱狂的な相場高騰は、この円安も大きく影響していました。
僕が体験したんで分かるんですけど、売却した時、正直「為替(円安)に助けられたな」という感覚があったんです。
もし、あのタイミングで急激な円高になっていたら…利益なんて吹っ飛んでいたかもしれない。そう思うとゾッとします。
自分の時計の価値が、自分ではコントロールできない要因で決まってしまう。これも投資として大きなリスクですよね。
5. 想像以上に重い「維持費」という名の固定費
これが僕にとって「最大の誤算」でした。
『投資』なのに、持っているだけでお金が減っていくんですよ。
コンセプトアンカーでも言いましたが、ロレックスは高級車と同じ。車検代ならぬ「オーバーホール(OH)」代が必ずかかります。
5年〜10年に一度、時計を分解掃除するんですが、これが想像以上に高い。
僕が体験した話だと、正規店にサブマリーナの見積もりを出したら(結局売却したので出しませんでしたが)、軽く10万円は超えると言われました。
デイトナや複雑なモデルなら15万円以上かかることもザラです。(参照:ロレックス公式サイト)
「よし、5年持って50万円値上がりした!」と喜んでも、その間にOH代が10万円かかっていたら、実質的な利益は40万円です。
この「見えないコスト」を計算に入れていない人が、本当に多いんです。
【独自考察】5年所有のコスト比較シミュレーション
仮に150万円のサブマリーナを5年間所有した場合と、レンタル(案件C)を5年間利用した場合のコストを比較してみます。
| 項目 | 購入した場合 | レンタルした場合(案件C) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 1,500,000円 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 | 約21,780円 × 60ヶ月 (プランによる) |
| OH代(5年で1回) | 約100,000円 | 0円 |
| 破損・傷のリスク | 無限大(自己負担) | 保険適用(負担なし) |
| 5年間の総コスト | 1,600,000円 | 約1,306,800円 |
| 5年後の資産 | 時計(相場変動あり) | 0円(体験と思い出) |
見ての通り、レンタルなら5年間で約130万円。購入時の初期費用(150万)やOH代(10万)を考えると、金銭的コストだけ見てもレンタルの方が安い可能性すらあります。
もちろん購入すれば「資産」は残りますが、それは「傷がなく」「相場が落ちていない」場合の話。このリスクをどう考えるか、ですよね。
6. 高すぎる初期費用(=スタートラインが遠すぎる)
「投資」として儲けるなら、当たり前ですが「安く買う」のが鉄則です。
じゃあ、ロレックスを一番安く買う方法は?
答えは「正規店で定価で買う」ことです。
でも、ご存知の通り、これが今や不可能に近い。
人気のスポーツモデルは店頭に並ぶことがなく、「ロレックスマラソン」と呼ばれる、途方もない努力と運が必要です。
じゃあ、どうするか。
多くの人は、並行輸入店や中古販売店で「プレミア価格(プレ値)」で買うしかありません。
例えば、定価130万円の時計を、200万円のプレ値で買う。
その時点で、あなたはすでに「70万円のビハインド(損)」からスタートしているんです。
そこからさらに値上がりしないと、利益は出ません。
この「スタートラインが遠すぎる」のが、今のロレックス投資の厳しい現実なんですよね。
7. 正規店の厳しい転売対策
「ロレックスマラソンを頑張って、定価で買えれば勝ちじゃないか」と思うかもしれません。
ですが、正規店は「投資家・転売ヤー」を、それはもう強烈に嫌っています。
もし、あなたが投資目的(=すぐ売る)であることがバレたら…?
その店舗、あるいは系列店全体で「ブラックリスト」に入り、二度と人気モデルを売ってもらえなくなる可能性がゼロではないんです。
投資家にとって「定価で仕入れられない」のは、はっきり言って致命的です。
ブランド側は「本当に愛用してくれる人」にだけ売りたい。でも、こちらは「投資」として見ている。この根本的なミスマッチが、大きなリスクになります。
【最重要】僕がロレックスを手放して、今だからこそ思うこと

ここまで、僕が体験したロレックス投資の「精神的デメリット」と「経済的デメリット」を正直に告白してきました。
サブマリーナを手放し、今はグランドセイコーを腕につけています。
傷? 気にしません。ぶっちゃけ、GSはリセールが良くないので「投資」になりませんから。だからこそ、何のプレッシャーもなく、気兼ねなく毎日使えるんです。
じゃあ、ロレックスはダメだったのか?
いいえ、まったく逆です。ロレックスは、今でも僕にとって最高の時計です。あの重厚感、カチッと閉まるクラスプの感触、すべてが完璧でした。
ただ、僕には「投資」と「日常使い」を両立させるのが、重荷すぎたんです。
だから、もし、あの頃の自分…つまり、ロレックス投資に憧れて、でも心のどこかで怖がっている「あなた」にアドバイスできるなら、僕はこう言います。
「買うな。でも、体験しろ」と。
なぜ「買う」のではなく「借りる」が最強の第一歩なのか?
意味が分からないかもしれませんね。でも、これが僕の結論なんです。
考えてみてください。
僕がロレックス投資で悩んだデメリットは、何でしたか?
- 初期費用が高すぎる(プレ値で買うしかない)
- 維持費(OH代)が重荷になる
- 偽物を掴むリスクが怖い
- そして何より、日常使いの「傷の恐怖」がヤバい
これらすべてのデメリットを、たった一つの方法で「すべて回避」できるとしたら?
それが、「レンタルする」という選択肢です。
- 初期費用ゼロ(かかるのは月額料金だけ)
- 維持費・OH代ゼロ(すべて業者が負担)
- 100%本物保証(偽物リスクゼロ)
- 破損・盗難保険(僕が最も恐れた『傷の恐怖』からの解放)
「投資が怖い」「でも、あのロレックスを腕にしてみたい」
このジレンマを抱える人にとって、これこそが「絶対に失敗しないロレックス体験」だと、僕は断言します。
僕が買う前に知りたかった、リスクゼロのロレックス体験「カリトケ」
僕がもし、サブマリーナを買う前にこのサービスを知っていたら…間違いなく、まずこっちを試していました。
それが、腕時計レンタルサービスの「カリトケ」です。
カリトケは、月額5,280円(税込)から、ロレックスやオメガといった高級時計を「借り放題」できるサービスなんですよね。
僕が「買う前に知りたかった」と後悔している理由は、まさに「傷の恐怖」から解放される点です。
カリトケは、日常使いでついてしまう小傷や汚れは、原則弁償不要なんです。(もちろん、落下や紛失はダメですが)
これ、ヤバくないですか?
僕があれだけビクビクしていた「ドアノブへの恐怖」が、ゼロになるんですよ。
まずはレンタルで、1ヶ月、サブマリーナやデイトナをつけて生活してみてください。
それで、「自分は傷を気にせず使えるタイプか」「どのモデルが本当に好きなのか」を徹底的に試すんです。
その上で、「やっぱりコイツは手元に置きたい」と心から思えたら、その時こそが、デメリットを許容できる、あなたの「本物の投資(購入)タイミング」です。
僕のような後悔をしないために、まずは「借りる」という賢い選択肢を、強く、強くおすすめします。
よくあるQ&A
Q1: デメリットを考えても、投資に向いているモデルは?
A1: 正直に告白します。今から「投資」として大きな利益を狙うのは、どのモデルも難しいのが現実です。ですが、あえて言うなら王道のステンレス製スポーツモデル、特に「デイトナ」「GMTマスターII」「サブマリーナ」は、需要が安定しているため、暴落リスクは比較的低いと言えます。
Q2: ロレックス投資は今から始めても儲かりますか?
A2: ぶっちゃけ、「儲かる」と断言はできません。2022年のピーク時に比べると相場は落ち着いており、為替も円安で「買う」には不利な状況です。短期的な利益を夢見るのは危険です。「長期的に持って、最悪でも買った時と同じくらいの値段で売れればラッキー」くらいの覚悟が必要です。
Q3: レンタルで傷をつけたら、結局高くつきませんか?
A3: そこがポイントなんです。カリトケのようなサービスは、日常使用での小傷(スレ傷など)は保険でカバーされます。僕が一番怖かったのは、この「日常の傷」でした。もちろん、落として割るなどの「大きな破損」は修理費がかかる場合がありますが、ビクビクしながら使うストレスからは解放されますよ。
総括:ロレックス 投資 デメリット!傷の恐怖でサブマリーナを売却した話
この記事のポイントをまとめました
- ロレックス投資には「精神的デメリット」と「経済的デメリット」がある
- 精神的デメリットとは「傷の恐怖」「愛着による売却タイミングの喪失」「偽物への不安」
- 経済的デメリットとは「市場・為替リスク」「高額な維持費(OH代)」「高すぎる初期費用」
- 筆者は「傷の恐怖」と「維持費」が重荷となりサブマリーナを売却した
- 「投資」として持つには、これらのデメリットを許容する覚悟が必要
- ロレックスは最高の時計だが、投資と日常使いの両立は難しい
- 「熱病」に浮かされて買う前に、まず自分の適性を見極めるべき
- デメリットをすべて回避し、リスクゼロで体験できるのが「レンタル」という選択肢
- レンタルなら初期費用・維持費・傷の恐怖・偽物リスクがすべてゼロになる
- まずは「借りて」試し、本当に欲しいか見極めてから「買う」のが最も賢明な道
