ロレックスをスイス本店で購入!値段や在庫、税金まで解説

憧れのロレックス、せっかくなら時計の聖地であるスイスの本店で手に入れてみたい…なんて、時計好きなら一度は夢想したことがあるかもしれませんね。本場の空気を感じながら特別な一本を選ぶなんて、考えただけでワクワクします。

でも、いざ現実的に考えると、「そもそも本店ってどこにあるの?」「予約なしで入れる?」「人気モデルのデイトナみたいなのは買えるの?」といった疑問が次々と湧いてきます。

それに、一番気になるのはお金の話。日本で買うより安いのかな、と思いきや、税金や関税、為替レートも絡んできて、メリットだけじゃなくデメリットもありそう。実際に購入した人のブログを読むと、在庫や品揃えの状況も気になりますし、具体的な購入方法や購入制限の有無まで、知っておきたいことは山積みです。

この記事では、そんなあなたの「知りたい」に、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。スイスのロレ-ックス本店での購入を夢から現実の計画へと変えるための、リアルな情報を詰め込みました。

この記事でわかること
  • スイス本店でのロレックス購入の具体的な流れ
  • 日本との価格差や税金に関するリアルな実情
  • 購入時のメリット・デメリットと注意点
  • 人気モデルの在庫状況や購入の可能性
目次

ロレックスをスイス本店で購入するための完全ガイド

まずは、実際にスイス本店へ足を運ぶ前に知っておきたい基本的な情報から見ていきましょう。場所はどこなのか、予約はいるのか、そして一番気になる価格のこと。基本的な疑問をここでスッキリ解決します。

  • スイスにあるロレックス本店の場所
  • 購入の際に事前の予約は必要なのか
  • スイス本店での具体的な購入方法
  • 現地でのモデル別価格や値段の目安
  • 為替レートが購入額に与える影響

スイスにあるロレックス本店の場所

「ロレックスの本店」って聞くと、僕も最初はジュネーブのど真ん中にドーンとそびえ立つ、一つの巨大なビルを想像していました。でも、実際に行ってみると、そのイメージは少し違うんですよね。

もちろん、ロレックスという会社の本社は、紛れもなく時計の聖地スイスのジュネーブにあります。ただ、僕たちが買い物客として訪れる「お店」としての本店は、一つの建物というより**「ジュネーブ市内にある、いくつかの超重要な正規販売店」**と捉えるのが正解なんです。

いわば、聖地巡礼のようなものかもしれません。そこで、ジュネーブで「本店」の役割を担っている、まずチェックすべき3つのスポットを紹介しますね。

ジュネーブでまずチェックすべき3つのスポット

  1. Boutique Rolex Genève (ブティック ロレックス ジュネーブ) ここが言わば「本丸」です。ロレックスが直接運営に関わっているブティックで、まさに「本店」と呼ぶにふさわしい風格。特別な一本を探すなら、まず最初に訪れたい場所ですね。スタッフの知識も深く、ロレックスの世界観にどっぷり浸ることができます。ただ、その分、世界中からファンが訪れるので、入店に行列ができていることも珍しくありません。
  2. Bucherer (ブヘラ) ジュネーブの目抜き通りにある、ヨーロッパでも最大級の老舗時計宝飾店です。ここは単なる時計屋さんというより、一つの百貨店のような規模感。ロレックスとの関係も非常に深く、その品揃えの幅広さで言えば、もしかしたら一番かもしれません。様々なブランドを比較しながら見たいという方にもピッタリですし、思わぬモデルに出会える可能性を秘めた場所でもあります。
  3. ジュネーブ空港の正規販売店 旅の最後に「あ、やっぱり見ておけばよかった…」なんて後悔をしないための、最後の砦です。街中の店舗に比べると規模は小さいので、品揃えは正直なところコンパクト。あまり期待しすぎず、宝くじを引くような気持ちで覗いてみるのがいいかもしれません。でも、意外な掘り出し物が見つかるなんていうドラマが、旅の終わりには待っているかもしれないですよね。

つまり、ジュネーブでのロレックス探しは、一つの店をめがけて行くというより、これらの有力店舗を巡る「宝探し」に近い感覚なのかもしれません。

購入の際に事前の予約は必要なのか

スイスのロレックス、いざ行こう!となった時に、地味に気になるのが「予約っているのかな?」ってことですよね。高級店だし、やっぱりアポイントがないと門前払いされちゃうんじゃ…なんて心配になる気持ち、よく分かります。

いきなり答えを言ってしまうと、予約は絶対に必要というわけじゃないんです。でも…でもですね、予約なしで行くなら、かなりの行列を覚悟しておいた方がいい、というのが僕からのアドバイスです。

まるで人気アトラクションの待ち列みたいに、世界中から来た人たちが静かに並んでいるのが日常茶飯事。特に観光シーズンの週末なんて、30分や1時間待つこともザラにあるとか。「夏の暑い日には並んでいる人にお水のサービスがあった」なんて話を聞くくらいですから、お店も「並ぶのが当たり前」という認識なんでしょうね(笑)。

じゃあ、自分はどうすればいいの?と迷う方のために、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

あなたはどっち?予約のスタイル診断

  • 【予約なし(ウォークイン)で行くスタイル】
    • メリット: とにかく気軽。旅のスケジュールに縛られず、気が向いた時に「ちょっと覗いてみよう」ができます。
    • デメリット: 長時間並ぶ可能性大。いざ入店できてもスタッフが忙しく、ゆっくり話を聞けないかもしれない。
    • こんな人におすすめ: 「良い出会いがあればラッキー!」くらいのスタンスで、旅の偶然を楽しみたい冒険家タイプの人。
  • 【事前に予約(アポイント)していくスタイル】
    • メリット: 待ち時間ほぼゼロ。専門のスタッフがあなたの為に時間を確保してくれるので、モデルの相談や比較検討がじっくりできます。
    • デメリット: 事前にメールや国際電話でやり取りする手間がかかる。旅行のスケジュールが固定されてしまう。
    • こんな人におすすめ: 「このモデルが欲しい!」という強い目的がある人、後悔しないように納得いくまで専門家と話したい慎重派タイプの人。

ちなみに予約は、お店の公式サイトに記載されている連絡先から、メールや電話で直接コンタクトを取るのが一般的です。ちょっとハードルが高いと感じるかもしれませんが、もし本気で「この一本を!」と狙っているなら、その手間をかける価値は十分にあると思いますよ。

スイス本店での具体的な購入方法

スイスの正規店に入ると、まず日本の店舗との雰囲気の違いに気づくかもしれません。店内には、ずらりと時計が並んだショーケースはあまりなく、むしろ高級宝飾店のように、いくつかの半個室の接客ブースに案内されるスタイルが主流です。

ここでの購入プロセスは、おおむね以下の流れになります。

  1. 希望を伝える: 席に着くと、担当のスタッフが希望のモデルを尋ねてきます。具体的なモデル名や型番が分かっていればそれを伝え、そうでなければ「レディースで小さめのものを」といったように、好みのスタイルや予算を伝えます。
  2. 在庫の確認: スタッフがバックヤードで在庫を確認し、現在提供できるモデルを持ってきてくれます。
  3. 実物を見て検討: 提示されたモデルを実際に腕にはめてみたりしながら、購入するかどうかを検討します。
  4. 購入またはウェイティング: 気に入ったものがあれば、その場で購入手続きに進みます。もし希望のモデルの在庫がなければ、ウェイティングリスト(入荷待ちリスト)に名前を登録できるか尋ねてみることになります。

ただし、注意点として、人気モデルの在庫はほぼ期待できません。特にデイトナやGMTマスターⅡといったプロフェッショナルモデルは、「Exhibition Only(展示のみ)」となっていることがほとんどです。運よく在庫があるのは、比較的高額なゴールドモデルや宝飾が施されたデイトジャストなどが多いようです。

現地でのモデル別価格や値段の目安

「本場スイスで買えば、ロレックスは安いのでは?」と期待する方は多いかもしれませんが、残念ながら、スイスでの販売価格が日本に比べて際立って安い、ということはありません

これは、ロレックスがブランド価値を維持するために、世界中で販売価格が大きく変わらないように価格設定をコントロールしているためです。ですから、時計本体の定価(メーカー希望小売価格)については、日本とスイスで大きな差はないと考えてよいでしょう。

価格差が生まれる主な要因は、各国の付加価値税(VAT)の違いです。スイスの標準付加価値税は8.1%(2025年時点)と、フランス(20%)やイタリア(22%)といった他のヨーロッパ諸国に比べて低めに設定されています。日本の消費税(10%)と比べても若干低いため、この税率差だけを見れば、スイスの方が少しだけ安くなる計算になります。

しかし、これはあくまで机上の計算です。実際の購入総額には、後述する為替レートが大きく影響してくるため、一概に「スイスが安い」とは言えないのが実情です。

モデル別価格比較(参考)

参考として、一部モデルの日本とスイスの定価を比較してみましょう。ただし、これは為替レートによって常に変動するため、あくまで目安としてご覧ください。

モデル名 日本での参考定価(税込) スイスでの参考定価 (VAT込)
サブマリーナー デイト (126610LN) 約1,480,000円 10,100 CHF
エクスプローラー (124270) 約1,040,000円 7,100 CHF
デイトジャスト 36 (126200) 約1,130,000円 7,750 CHF
※上記は2025年時点での概算です。1CHF=185円で計算した場合、スイスの方が高額になります。

為替レートが購入額に与える影響

スイスでロレックスを購入する際に、最も注意しなければいけないのが為替レートの変動です。これが、最終的な支払額を大きく左右する最大の要因と言っても過言ではありません。

ご存知の通り、近年は歴史的な円安傾向が続いており、特にスイスフランに対して円の価値が大きく下がっています。例えば、数年前は1スイスフラン(CHF)が120円前後だった時期もありましたが、現在では180円を超えることも珍しくありません。

これがどれだけ大きな影響を与えるか、具体的に考えてみましょう。 仮に、スイスでの定価が10,000CHFの時計を購入するとします。

  • 1CHF = 120円 の場合: 10,000 CHF × 120円 = 1,200,000円
  • 1CHF = 180円 の場合: 10,000 CHF × 180円 = 1,800,000円

同じ時計でも、為替レートが違うだけで60万円もの差額が生まれてしまうのです。これに加えて、クレジットカードで支払う際には、カード会社が定める為替レート(通常、基準レートに1.6%~2.2%程度の手数料が上乗せされる)が適用されるため、実際の支払額はさらに膨らみます。

したがって、スイスでの定価だけを見て「安いかも」と判断するのは非常に危険です。購入を検討するその日の為替レートで日本円に換算し、日本の定価と冷静に比較することが何よりも大切になります。

ロレックスのスイス本店購入で後悔しない注意点

 

夢の時計を手に入れた後に「こんなはずじゃなかった…」とならないために、メリットだけでなく、デメリットや税金といった現実的な話もしっかり押さえておきましょう。賢く買い物をするためのポイントを解説します。

  • 日本より安い価格で入手できるメリット
  • 知っておくべきデメリットとリスク
  • 帰国時にかかる税金と関税の知識
  • 購入制限や人気モデルの在庫状況
  • 免税手続きの方法と注意点
  • よくあるQ&A
  • ロレックスをスイス本店で購入する際の総括

日本より安い価格で入手できるメリット

 

ここまで少し厳しい話が続きましたが、もちろんスイスで購入するメリットも存在します。最大のメリットは、やはり条件が揃えば日本国内よりも安く購入できる可能性があるという点でしょう。

その条件とは、主に以下の二つです。

  1. 円高・スイスフラン安の為替レートであること
  2. 免税手続きを確実に行うこと

この二つがうまく噛み合ったタイミングであれば、日本の消費税分以上に価格を抑えられる可能性があります。

そして、もう一つの大きなメリットは、日本ではなかなか出会えないモデルに巡り合えるチャンスがあることです。ロレックスは世界中に商品を供給しており、国や地域によって入荷するモデルの配分が異なります。日本ではほとんど見かけない文字盤のモデルや、海外限定というわけではなくても、たまたま在庫があるというケースも考えられます。

何より、「時計の聖地スイスで、特別な一本を選んだ」という購入体験そのものが、何物にも代えがたい思い出となり、時計への愛着を一層深めてくれるはずです。価格だけでは測れない価値、それこそが海外で購入する一番の魅力かもしれませんね。

知っておくべきデメリットとリスク

 

スイスでのロレックス購入は、確かに夢のある素晴らしい体験です。しかし、その輝かしいイメージだけでなく、少し現実的な、それでいて非常に重要な側面にも目を向けておくことが、後悔しないための鍵となります。「こんなはずじゃなかった」という事態を避けるために、考えられるデメリットやリスクを事前にしっかり把握しておきましょう。

ここでは、特に注意しておきたい3つのポイントを解説します。

スイス購入で考えたい3つの注意点

  1. 【注意点①】費用の問題。「思ったより安くない」という現実 「本場だからお得」という期待は、一度冷静に見直す必要があります。前の項目でも触れた通り、為替レートの変動は購入総額に直接影響します。それに加え、航空券やホテル代といった旅費全体で費用を考える視点が不可欠です。時計本体の価格だけでなく、旅の総費用で計算した時に、本当に日本国内での購入より有利と言えるのか、冷静な計算が求められます。
  2. 【注意点②】アフターサービス。「国際保証」があっても手間はかかる 正規店で購入すれば、もちろん世界中で有効な「国際保証」が付きます。しかし、万が一、購入した時計に何らかの不具合があった場合、国内の店舗であればスムーズな対応が期待できますが、海外の購入店とのやり取りには相応の手間が伴います。言語の壁はもとより、国際輸送の手配や修理状況の確認など、そのプロセスは想像以上に煩雑になる可能性があります。この「いざという時の安心感」は、国内購入の大きな利点です。
  3. 【注意点③】信頼性の問題。「偽物」に遭遇するリスク これは正規店以外での購入を検討した場合ですが、最も注意すべきリスクです。正規店で希望のモデルが見つからないと、他の販売店を探したくなるかもしれません。しかし、そこは慎重になるべき瞬間です。特に観光客向けの店舗の中には、残念ながら信頼性に欠けるケースも皆無ではありません。相場より著しく安い価格には、必ず何らかの理由があります。一生を共にする大切な時計ですから、信頼できる場所から購入することが何よりも重要です。

もちろん、これは過度に不安を煽りたいわけではありません。こうしたリスクをすべて理解した上で、「それでもスイスで購入したい」という強い気持ちがあるのなら、その決断はきっと素晴らしい購入体験につながるでしょう。計画を立てる前に、これらの点を一度じっくり考えてみることをお勧めします。

帰国時にかかる税金と関税の知識

 

海外で高価な買い物をした際に、忘れてはならないのが帰国時の税金です。スイスの免税店で購入したとしても、それはスイス国内の付加価値税が免除されるだけで、日本に持ち込む際には日本の法律に基づいて関税と消費税が課されます

ルールは以下のようになっています。 海外で購入した品物の合計額が20万円を超える場合、その品物に税金がかかります。ロレックスの場合はほぼ間違いなくこれに該当しますね。

課税額の簡単な計算方法

時計のような個人の身回品の場合、課税対象となる価格は**「海外での小売価格 × 0.6」**で計算されます。そして、この課税対象価格に対して、日本の消費税などが課される仕組みです。

【計算例】 海外で120万円(海外小売価格)のロレックスを購入した場合

  1. 課税対象価格を計算: 1,200,000円 × 0.6 = 720,000円
  2. 納税額を計算: 課税対象価格に対して日本の消費税(地方消費税含む)がかかります。
    • 計算はやや複雑ですが、概算で720,000円の10%弱、つまり約7万円前後の税金を支払うことになります。

この税金は、日本の空港の税関で、帰国時に自己申告して支払う必要があります。もし申告せずに見つかった場合は、本来の税額に加えて過少申告加算税などのペナルティが課されるため、必ず正直に申告しましょう。「免税店で買ったから税金はかからない」という誤解は、ここでしっかり解いておく必要があります。

購入制限や人気モデルの在庫状況

 

「スイスの本店に行けば、さすがに人気のスポーツモデルも買えるだろう」と期待している方には残念なお知らせですが、本店であっても人気モデルの入手は極めて困難です。

これは日本国内と全く同じ状況で、世界的な需要の高まりに対して生産が追い付いていないためです。デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターⅡといったプロフェッショナルモデルのショーケースには、「Exhibition Only(展示のみ)」の札が置かれているのが当たり前。ウェイティングリストに登録できたとしても、「デイトナなら7~8年待ち」など、気の遠くなるような年数を告げられることも珍しくありません。

また、転売対策として導入されている購入制限も、日本と同様に存在すると考えておくべきです。

  • 同一モデル: 5年間は再購入不可
  • 指定の人気モデル: 1年間は他のモデルも購入不可

これらのルールは、パスポート情報などで日本国内の正規店とも共有されているため、「海外なら買える」という抜け道はありません。本店だからといって特別な在庫があるわけではなく、世界中の時計ファンが同じように、根気強く入荷を待っているのが現実なのです。

免税手続きの方法と注意点

 

スイスで買い物をした際に支払った付加価値税(VAT)は、旅行者であれば手続きをすることで還付してもらえます。これが、いわゆる免税手続きです。少しでもお得に購入するためには、この手続きを忘れずに行いましょう。

手続きの基本的な流れは以下の通りです。

  1. 書類の受け取り: ロレックスを購入する際、会計時に「免税でお願いします(Tax-Free, please)」と伝え、パスポートを提示します。すると、お店が免税書類(タックスリファンド・チェック)を作成してくれます。レシートと一緒に大切に保管しましょう。
  2. 税関でのスタンプ: スイスから出国する空港(ジュネーブ空港など)で、チェックインの前に**税関(Customs)**のカウンターへ向かいます。そこで、以下のものを提示して、免税書類にスタンプを押してもらいます。
    • 購入した商品(未使用の状態)
    • パスポート
    • 搭乗券
    • レシート
    • 免税書類 商品そのものを見せる必要があるので、スーツケースを預ける前に手続きを済ませるのがポイントです。
  3. 払い戻し: 税関のスタンプが押された書類を持って、空港内にある払い戻しカウンター(Global BlueやPlanetなど、書類に記載された代行業者のカウンター)へ行きます。そこで書類を提出すれば、現金(スイスフランやユーロなど)またはクレジットカードへの返金といった形で、税金が還付されます。

注意点として、税関や払い戻しカウンターは混雑していることが多いので、空港には時間に十分な余裕を持って到着することをお勧めします。また、払い戻しの際には、代行業者への手数料がいくらか差し引かれることを覚えておきましょう。

よくあるQ&A

Q. スイスのロレックスは日本語で対応してもらえますか?

A. ジュネーブなどの大都市の正規店では、日本語を話せるスタッフがいる場合もありますが、基本的には英語でのコミュニケーションが中心になります。モデル名や数字など、最低限の時計に関する英単語を覚えておくとスムーズです。

Q. ジュネーブ本店に行けば、必ず何か買えますか?

A. いいえ、必ず購入できるとは限りません。特に人気のスポーツモデルなどは在庫がないことがほとんどです。運が良ければレディースモデルや高額な宝飾モデルの在庫に出会える可能性がありますが、「何か買えたらラッキー」くらいの気持ちで訪れるのが良いでしょう。

Q. 支払い方法は現金とカード、どちらが良いですか?

A. 高額な買い物になるため、セキュリティ面やポイント還元などを考慮すると、クレジットカードの利用が一般的です。ただし、海外で高額決済をする際は、事前にカード会社に連絡して利用限度額を一時的に引き上げてもらうなどの手続きが必要な場合があります。必ず渡航前に確認しておきましょう。

Q. ウェイティングリストに登録したら、日本に送ってもらえますか?

A. 基本的に、購入はウェイティングリストに登録した本人が、再度その店舗に赴いて行う必要があります。海外への発送に対応してくれるケースは極めて稀です。つまり、数年後に入荷の連絡が来ても、またスイスまで受け取りに行く必要がある、ということです。

ロレックスをスイス本店で購入する際の総括

この記事のポイントをまとめました

  1. ロレックスの本店機能はスイスのジュネーブにある
  2. 本店でも人気モデルの在庫はほとんどなく購入は困難
  3. 入店に予約は必須ではないが長時間並ぶ覚悟が必要
  4. 価格は世界基準で設定されており日本と大差はない
  5. 為替レートによっては日本国内より高くなる可能性がある
  6. 免税手続きでスイスの付加価値税は還付される
  7. 帰国時には日本の関税と消費税が別途課される
  8. メリットは限定モデルとの出会いや旅の思い出作り
  9. デメリットは費用や手間が思ったよりかかること
  10. 購入を検討するなら事前の情報収集と冷静な計算が不可欠

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