ロレックス一本持つならどれが正解?究極の3モデルを比較

昇進や人生の節目を機に、「一生モノの時計が欲しい」と考えたとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがロレックスではないでしょうか。

ただ、いざ真剣に選ぼうとすると、その種類の多さに圧倒されて、「一体、自分にはどれが本当に合っているんだ?」と、長い迷路に迷い込んでしまう…。分かります、その気持ち。私も通ってきた道ですから。

高価な買い物だからこそ、絶対に失敗したくない。そんなあなたのための羅針盤となるのが、この記事です。

この記事を読み終える頃、あなたは…

  • 数あるモデルの中から、あなたに最適な「究極の一本」が明確になる
  • ビジネスでも休日でも、自信を持ってロレックスを着けこなせるようになる
  • 買ってから「あっちにすれば良かった…」と後悔する不安がなくなる
  • 資産価値という大人の視点も踏まえた、賢い選択ができるようになる

この記事が、あなたの人生における最高のパートナー選びを、誠心誠意お手伝いします。

目次

結論!ロレックス一本持つならこの究極の3択

まず結論から。数あるロレックスのモデルの中から、時計専門家である私がもし旧知の友人から「最初の一本、どれがいい?」と相談されたら、間違いなくこの3本に絞り込みます。ここから選べば、まず後悔することはないでしょう。

  • 王道でシンプルな定番モデルを厳選
  • エクスプローラーⅠ・サブマリーナ・デイトジャスト
  • 普段使いで飽きない一生モノのエクスプローラー
  • ビジネスもカジュアルもTPOを選ばないサブマリーナ
  • 30代40代の品格を示す年代別デイトジャスト

王道でシンプルな定番モデルを厳選

ロレックスを生涯の一本として選ぶなら、奇をてらわず**「王道の定番モデル」**から選ぶのが絶対に正解です。

なぜなら、王道には王道たる理由が凝縮されているからです。

初めて仕立てるオーダースーツで、いきなり派手なチェック柄やダブルのジャケットを選ぶ人が少ないのと同じで、まずは誰が見ても「素敵だ」と思える、非の打ち所がないネイビー無地のスーツを選ぶのが定石ですよね。 ロレックスも全く同じことが言えます。

王道のモデルは、どんな服装にも、どんな場面にも自然に溶け込む圧倒的な汎用性を持っています。 流行に左右されることなく、10年後、20年後も色褪せない普遍的なデザインをまとっています。 そして何より、時計に詳しくない人からも「あ、良い時計ですね」と素直に認められる絶対的な安心感があるのです。

もちろん、GMTマスターIIの華やかなツートンカラーベゼルや、デイトナのメカニカルな魅力も素晴らしい。 私も大好きです。 しかし、「たった一本だけ」という厳しい条件の中では、その個性が時としてTPOを選ぶ可能性も否定できません。

だからこそ、最初の一本は、あなたの魅力を静かに、しかし確実に引き立ててくれる、シンプルで完成された定番モデルを選ぶべきなのです。 それは、これから始まるあなたのロレックスライフを、最も豊かにしてくれる賢明な選択と言えるでしょう。

エクスプローラーⅠ・サブマリーナ・デイトジャスト

その「王道の定番」の中でも、私が究極の3択として挙げるのが、エクスプローラーI、サブマリーナ、そしてデイトジャストです。

「なんだ、結局その3つか」と思われたかもしれませんね。 ええ、その通りです。しかし、この3本こそが、異なる個性と魅力の頂点に立つ、揺るぎない存在なのです。

これを理解するために、少しキャラクターに例えてみましょうか。

  • エクスプローラーI: 知的で物静か。どんな集団にも自然に溶け込むが、実は芯が強く、いざという時に最も頼りになるスマートな万能選手。
  • サブマリーナ: 頼り甲斐のあるタフなリーダー。オンもオフもエネルギッシュで、周囲を惹きつけるカリスマ性と、少々のことでは動じない屈強な精神を持つ。
  • デイトジャスト: 品格と知性を備えた、洗練された紳士。立ち居振る舞いが美しく、相手に敬意と安心感を与える、まさに大人の見本のような存在。

どうでしょう。少しイメージが湧いてきましたか?

この3モデルは、ロレックスが誇る「実用時計」としての哲学を、それぞれ異なるベクトルで極めた傑作です。 つまり、この3つの個性の中から、あなたの生き方や価値観に最も近いモデルを選べば、「ライフスタイルに合わなかった」という最大の失敗を避けることができるのです。

言ってしまえば、この3本はロレックスという山の登り口が違うだけで、どのルートを選んでも必ず山頂の絶景にたどり着ける、と言ったところでしょうか。 さあ、あなたはどのルートから登り始めますか?

普段使いで飽きない一生モノのエクスプローラー

もしあなたが、時計の存在を過度に主張することなく、まるで自分の体の一部のように自然体で付き合える**「最高の相棒」**を求めるなら、エクスプローラーIがその最適解となるでしょう。

エクスプローラーIの魅力は、その「究極の普通」とも言えるシンプルさにあります。 日付表示(デイト)すらない潔いデザインは、視認性が抜群なだけでなく、月末に日付を合わせる、あのちょっとした手間からも解放してくれます。これが日常使いでは、想像以上に快適なんです。

現行モデル(Ref.124270)は、ケースサイズが多くの日本人の腕に馴染みやすい36mmに戻りました。 この絶妙なサイズ感が、実に素晴らしい。

探検家のために設計されたエクスプローラーのオイスターケースは、どのような状況においても最適な視認性を発揮するよう、明確でシンプルなラインを備えている。

引用: ロレックス公式サイト

公式サイトが語るように、そのデザインは「探検」という過酷な環境のために研ぎ澄まされた機能美の結晶です。 だからこそ、そこには一切の無駄がなく、時代を超える普遍性が宿っています。

たとえるなら、上質なカシミアのセーターや、履き慣れたジーンズのような存在。 どんなコーディネートにもすんなり溶け込みながら、確実に全体の印象を格上げしてくれる。 それでいて、これ見よがしな高級感は皆無。分かる人にだけ分かる、という奥ゆかしさもまた、大人の知性を感じさせます。

ドラマの影響で一世を風靡した物語性も魅力的ですが、それ以上に、毎日着けても飽きることがなく、自分と共に静かに歳を重ねていける。 これこそが、エクスプローラーIが「一生モノ」と呼ばれる最大の理由です。

ビジネスもカジュアルもTPOを選ばないサブマリーナ

オンもオフも境界線を引かず、公私ともにアクティブに駆け抜ける。 そんなあなたの腕に、タフで頼れる一本が必要なら、サブマリーナをおいて他に選択肢はありません。

ご存知の通り、サブマリーナはダイバーズウォッチの歴史そのものを体現する、まさに「王様」です。 300mというオーバースペックとも思える防水性能は、単に水に強いというだけでなく、日常生活におけるあらゆる衝撃や磁気、温度変化から時計を完璧に守り抜く、堅牢性の証でもあります。

この「何があっても大丈夫」という絶対的な安心感は、他のモデルでは得難い、サブマリーナだけの特権です。

しかし、私がサブマリーナを推す最大の理由は、そのタフネスさだけではありません。 本来、無骨になりがちなダイバーズウォッチを、ここまで洗練されたデザインに昇華させたロレックスの手腕にあります。

艶やかなセラミック製のベゼル、力強くも美しいケースライン。 その完璧なデザインバランスは、屈強なスポーツウォッチでありながら、不思議なほどドレッシーな雰囲気を醸し出します。

だからこそ、クライアントとの重要な商談で着けるスーツの袖口から、週末に家族と楽しむキャンプのラフな装いまで、どんな場面でも見事にマッチしてしまうのです。 これほど守備範囲の広い時計は、世界広しといえど、そう多くはありません。

もし、あなたが時計に「ステータス」だけでなく、「信頼できる道具」としての性能も求めるなら。 サブマリーナは、あなたの人生のあらゆる局面で、静かに自信を与えてくれる最高のパートナーになってくれるはずです。詳しくは[ロレックスのサブマリーナーとは?圧倒的実用性と資産価値を誇る定番人気モデルを徹底解説!]をご覧ください)。

30代40代の品格を示す年代別デイトジャスト

30代になり、40代を迎え、仕事でも責任ある立場を任されるようになる。 そんなキャリアを重ねた大人が、自身の成長と品格を腕元で雄弁に語らせたいと考えるなら、デイトジャストは最高の選択肢となります。

エクスプローラーIが「引き算の美学」なら、デイトジャストは「足し算の美学」の結晶です。 ロレックスの三大発明(オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャスト)のすべてをその名に冠したこのモデルは、まさにロレックスの歴史そのもの。

特に、ギザギザとしたカッティングが特徴の「フルーテッドベゼル」と、細やかなコマが連なる「ジュビリーブレスレット」の組み合わせは、デイトジャストの象徴です。 この二つが組み合わさることで、腕を動かすたびに宝飾品のような繊細な光を放ち、他のどの時計にもない独特の色気と高級感を演出します。

正直に言うと、この華やかさは、20代の頃には少しトゥーマッチに、悪く言えば「オジサンくさい」と感じたかもしれません。 私自身もそうでしたから(笑)。

しかし、年齢と経験を重ねた今だからこそ、この時計が持つ本当の魅力を理解し、着けこなすことができるのです。 それは、決して嫌味な見栄や誇示ではありません。 これまで積み上げてきたものへの自負と、これから先の未来への自信。 デイトジャストは、そんな成熟した大人の男性が内に秘めた輝きを、最も美しく引き出してくれる時計なのです。

豊富な文字盤や素材のバリエーションから、自分だけの一本を選び出す楽しみもデイトジャストならでは。 「ザ・ロレックス」とも言うべき王道の品格は、あなたのビジネスシーンにおける信頼性を、より一層高めてくれるに違いありません。

ロレックス一本持つなら後悔しない選び方の決め手

さて、究極の3択それぞれの魅力が見えてきたところで、少し頭が混乱してきたかもしれませんね。

ここからは、あなたがその中から「自分にとっての正解」を見つけ出すための、より具体的な選び方の決め手を伝授します。ここをしっかり押さえれば、購入後に後悔する確率はぐっと減るはずです。

  • 資産価値・リセールバリューで比較する
  • デイト機能やサイズ感、着け心地の決め手
  • ロレックス一本目として間違いないおすすめは?
  • 後悔しない失敗しない!比較と選び方の決め手

資産価値・リセールバリューで比較する

まず、避けては通れないのが「資産価値」の話です。 夢のない話に聞こえるかもしれませんが、これは非常に重要な視点。 ロレックスは実用品であると同時に、世界中で価値が認められた優れた「資産」でもあるのです。

ただ、誤解してほしくないのは、「どのモデルが一番儲かるか」という話ではない、ということ。 そうではなく、各モデルが持つ**「値動きのクセ」**を理解し、自分の価値観に合ったものを選ぶことが大切なのです。

2024年から続く世界的な高級時計市場の調整局面を経て、2025年後半のロレックス相場は、一部の人気スポーツモデルを中心に再び上昇基調に乗りつつあります。 特に、製造年が新しく、コンディションの良い個体は市場での品薄感が依然として強く、価格は非常に底堅い状況です。

このような最新動向を踏まえ、究極の3モデルを資産価値の観点から分析してみましょう。

モデル名 資産価値タイプ 特徴と現在の動向
デイトジャスト 安定資産・ディフェンシブ型 良くも悪くも相場は安定。急騰は期待しにくいが、逆に大きく値崩れするリスクも低いのが特徴です。特に定番のステンレスモデルは常に需要があり、換金性も高い。長期的に安心して保有したい堅実派の方におすすめです。
サブマリーナ 市場連動・人気追従型 まさにロレックス相場の中心。市場全体が上がれば牽引し、下がれば影響を受けやすい、良くも悪くも正直なモデル。デイト付き、特にグリーンなどの特殊色はプレミアが付きやすいですが、その分、相場の振れ幅も大きくなる傾向があります。
エクスプローラーI 堅実成長・バランス型 かつては入門機的な位置づけでしたが、近年の評価はうなぎのぼり。特に36mmへの回帰で人気が再燃しました。派手さはないものの、時計好きからの評価が年々高まっており、着実に価値を上げている隠れた優等生と言えるでしょう。

では、今どうすべきか?

私の考えは、「本当に欲しいモデルが適正価格で見つかった時が、常に買い時」です。

ただ、現在の市場はまだ不安定な要素も多いため、熱狂に煽られて高値掴みをしてしまうことだけは避けるべき。

信頼できる店で、専門家の意見を聞きながら冷静に判断することが、これまで以上に重要になっています。 この「資産価値のクセ」を頭の片隅に入れておくだけで、あなたの選択はより確かなものになるはずです。

デイト機能やサイズ感、着け心地の決め手

資産価値も大切ですが、それ以上に重要なのが、スペック表だけでは絶対に分からない「日常でのリアルな使い心地」です。 毎日あなたの腕に乗る相棒ですから、ここでのミスマッチは致命的。後悔しないための最後の決め手は、五感で感じることです。

特に比較すべきポイントは3つ。

デイト機能は、本当に必要か?

カレンダー機能、いわゆる「デイト表示」。 あると便利なのは間違いありません。しかし、その裏側も知っておく必要があります。

  • メリット: 書類の日付確認など、ビジネスシーンでふとした時に役立つ。
  • デメリット: 30日しかない月の翌日には、手動で日付を調整する必要がある。数日着けずに時計が止まると、時刻と日付の両方を合わせるのが地味に面倒。

エクスプローラーIのようなノンデイトモデルの、リューズを引いて時刻を合わせるだけ、という潔いシンプルさは、一度味わうと病みつきになる快適さがあります。 デザイン的にも、左右対称のシンメトリーな美しさはノンデイトならでは。 あなたの生活の中で、腕時計で日付を確認する頻度はどれくらいか、一度冷静に考えてみることをお勧めします。

サイズ感は「袖口」で考えろ

時計のサイズ感は、腕に乗せた時だけでなく、「シャツの袖口にどう収まるか」で判断するのが鉄則です。 特にビジネスシーンで使うなら、これは絶対。

  • エクスプローラーI (36mm): 完璧です。どんなシャツの袖口にもスッと収まり、邪魔になることはまずないでしょう。
  • デイトジャスト (36mm/41mm): 36mmは同様に完璧。41mmは少し存在感が出ますが、許容範囲内。
  • サブマリーナ (41mm): 正直、少し厚みがあるので、袖口がタイトなシャツだと引っかかることがあります。ただ、その存在感が魅力でもあるので、一長一短ですね。

これはもう、実際に試着してみるしかありません。 必ず、普段よく着るシャツを着てお店に行くこと。これ、意外と忘れがちですが、とても重要です。

「重さ」という名の心地よさ、あるいはストレス

最後に、重さ。 これも個人の感覚が大きく影響しますが、一日中着けるとなると無視できません。 特にPC作業が多い方は、デスクにブレスレットが当たる感触や重みが気になる、という声も聞きます。

  • 軽い順: エクスプローラーI < デイトジャスト < サブマリーナ

サブマリーナのずっしりとした重みは、堅牢性の証であり「良い時計を着けている」という満足感に繋がります。 一方で、エクスプローラーIの軽快さは、まさにストレスフリー。

これもまた、試着して腕を振ってみたり、キーボードを打つ真似をしてみたり(笑)、リアルな動きの中で確かめてみてください。 あなたの身体が「これだ」と教えてくれるはずです。

ロレックス一本目として間違いないおすすめは?

ここまで長々と話してきましたが、もしあなたが私の親友で、「もう分かった!色々考えずに、とにかくお前が思う“間違いない一本”を教えてくれ!」と私の胸ぐらを掴んできたとしたら(笑)。

私は迷わず、こう答えます。 「それなら、エクスプローラーIにしなさい」と。

理由は、これまで語ってきたことの集大成です。 それは究極のシンプルさゆえの、圧倒的な汎用性。 ビジネススーツから休日のTシャツ短パンまで、この時計が似合わない服装は存在しません。

そして、その絶妙な立ち位置。 これ見よがしな高級感がないため、どんな相手の前でも嫌味なく着けられる。 それでいて、分かる人が見れば「お、分かってるね」となる、通好みな一面も持つ。

言ってしまえば、エクスプローラーIは、あなたの魅力を邪魔しない時計なのです。 時計が主役になるのではなく、あくまであなたという主役を引き立てる、最高の脇役に徹してくれる。

もちろん、サブマリーナの存在感も、デイトジャストの品格も捨てがたい。 しかし、「最初の一本」そして「たった一本」という条件であれば、あらゆるリスクを排除し、満足度を最大化できる可能性が最も高いのが、エクスプローラーIだと私は確信しています。

もしあなたが究極に迷ったなら、まずはこのエクスプローラーIを基準点として、他のモデルが持つ「プラスアルファの個性」が自分に必要かどうかを考えてみてください。 それが、あなただけの答えを見つける最短ルートになるはずです。

後悔しない失敗しない!比較と選び方の決め手

さて、最後の決め手です。 ここまで色々な視点を提供してきましたが、後悔しないための最大の秘訣は、結局のところ**「誰かの評価」ではなく「自分の心」で選ぶこと**です。

リセールバリューがどうだとか、このモデルが流行っているとか、そういう情報に振り回されてはいけません。 もちろん、それらも判断材料の一つとしては有効です。 しかし、毎日その時計を見て、腕に着けて、時を刻むのは、他の誰でもない、あなた自身なのですから。

では、どうすれば自分の心で選べるのか。 私がいつも友人にアドバイスするのは、3つのステップです。

1. 自分の「主戦場」を想像する

まず、あなたがその時計を着ける最も多いであろうシーンを具体的に想像してみてください。 パリッとしたスーツを着て、クライアントと対峙する会議室ですか? それとも、ジーンズを履いて、子供と公園を駆け回る週末の午後ですか? その風景の中で、あなたの腕にしっくりと馴染むのは、どのモデルでしょうか。

2. 「10年後の自分」を想像する

次に、少し未来を想像します。 10年後、今よりも成長し、変化した自分がその時計を着けている姿を。 その姿は、あなたの理想とする未来に合っていますか? 時計と共に、格好良く歳を重ねていけそうですか? [ロレックスの傷はかっこいい!不安が愛着に変わる理由と歴史について]も参考に、未来のパートナーとしてふさわしいかを見極めましょう。

3. 最後は「直感」を信じる

そして最後は、理屈ではありません。 実際に試着した時の、あの「ビビッとくる」感覚です。

ショーケース越しに見ていた時とは違う、腕に乗せた時の重み、光の反射、肌触り。 鏡に映った自分の姿を見た瞬間の、心の高鳴り。 その直感を、何よりも大切にしてください。

色々な情報をインプットすることは、失敗を避けるために必要です。 しかし、最後のひと押しは、あなたの「好き」という純粋な気持ちに勝るものはありません。 その気持ちで選んだ一本こそが、きっとあなたの人生を末永く彩ってくれる、本当の「一生モノ」になるはずです。

よくあるQ&A

Q. 20代でロレックスを着けるのは、生意気に見えますか?

A. モデル選びと着け方次第、というのが正直な答えです。

例えば、20代の方が金無垢のデイデイトを着けていたら、少し驚くかもしれませんね(笑)。

しかし、エクスプローラーIやオイスターパーペチュアルといったシンプルなモデルを、見せびらかすことなくサラリと着けていれば、むしろ「お洒落で時計に詳しい人だな」と好印象に繋がるケースが多いです。大切なのは、身の丈に合ったモデルを選び、時計が主役にならない謙虚な姿勢です。

Q. メンテナンス(オーバーホール)には、どれくらいの費用と期間がかかりますか?

A. モデルや状態によって異なりますが、日本ロレックスに依頼した場合、シンプルな3針モデル(エクスプローラーIなど)で、おおよそ10万円前後からが目安となります。

クロノグラフ機能を持つデイトナなどは、もう少し高くなります。期間は、通常1ヶ月〜2ヶ月程度を見ておくと良いでしょう。5年に一度程度の出費にはなりますが、愛機を最高の状態に保つための必要経費と考えたいところですね。

Q. 並行輸入品と正規店、結局どちらで買うのが良いのでしょうか?

A. これは永遠のテーマですね…。一長一短あります。

  • 正規店: 定価で購入できる安心感と、購入時の高揚感は格別です。ただ、人気モデルは本当に入手が困難です。
  • 並行輸入店: 正規店では手に入らないモデルも、市場価格で購入できるのが最大のメリット。価格は定価より高くなることがほとんどですが、信頼できるお店を選べば、品質も保証されています。 予算と、「いつまでに手に入れたいか」という時間軸で判断するのが現実的でしょう。

総括:ロレックス一本持つなら自分軸で選ぶ

この記事のポイントをまとめました

  1. 生涯の一本を選ぶなら、王道の定番モデルから選ぶのが後悔しない秘訣
  2. 究極の3択は「エクスプローラーI」「サブマリーナ」「デイトジャスト」
  3. 自然体で付き合える相棒なら、シンプルな「エクスプローラーI」
  4. オンもオフもタフに使える万能選手は「サブマリーナ」
  5. 30代・40代の品格と色気を演出するなら「デイトジャスト」
  6. 資産価値はモデルごとに「値動きのクセ」があり、理解しておくことが重要
  7. デイト機能の有無やサイズ感は、リアルな日常を想像して判断する
  8. 究極に迷ったら、あらゆる点でバランスの取れたエクスプローラーIを基準に考える
  9. 周囲の評価も大事だが、最終的には自分の心が躍る「直感」を信じること
  10. どんなモデルを選んでも、それがあなたの物語を刻む最高のパートナーになる

こちらの記事も読まれてます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次