ロレックスの並行輸入、価格の魅力に惹かれるけれど「本物なのかな」「あとで後悔しないかな」と不安になる方は少なくありません。
特に保証や修理、リセールバリューの違いを知らずに購入してしまうと、思わぬ落とし穴に気づくのはずっと後…なんてことも。
並行輸入品の見分け方や、信頼できる店舗選びのポイントまで、知っておいて損はありません。
迷っている今だからこそ、少し立ち止まって情報を整理してみませんか。
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並行輸入品が正規品と異なる点や、そのリスクを把握できる
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偽物や保証書の有無が与える影響を知ることができる
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購入後の修理やリセールにおける注意点を理解できる
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安心して並行輸入を選ぶための店舗選びの基準がわかる
ロレックスの並行輸入のデメリットとは
「正規品より何十万も安いなら、並行輸入でもいいかも…」そう思って調べ始めた方、きっと少なくないはずです。
私も最初は“お得に買えるルート”くらいに思っていたのですが、調べれば調べるほど「え、そんな落とし穴があるの?」と不安になる情報が出てくる出てくる。
価格の安さにばかり目がいきがちですが、見落としがちなポイントが後々の満足度を大きく左右します。
特に高額な買い物ほど、あとからの「しまった…」が地味に効いてくるんですよね。だからこそ、購入前にデメリットやリスクをきちんと理解しておくことが大切だと実感しました。
今回は、私自身が悩んだ経験も交えながら、並行輸入のリアルな注意点を整理していきます。
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並行輸入品は本物なのか不安になる理由
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保証書がないと何が起きるのか知りたい
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アフターサービスで後悔しないために
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並行輸入品の修理が断られるケースとは
並行輸入品は本物なのか不安になる理由
「本当にロレックス…?」買うときにふとよぎる不安
ロレックスって、買う前にいろいろ考えますよね。中でもいちばん多いのが「それ、本物なの?」っていう不安。
値段も決して安くはないし、並行輸入って聞くとどうしても疑いの目が向きます。私も初めて検討したときは、何度もネットで「並行輸入 偽物 見分け方」って調べました。
並行輸入=偽物?それはちょっと違います
まず誤解しがちなのが、「並行輸入は偽物」というイメージ。これはちょっと極端で、実際は正規の流通ルートとは別のルートで仕入れた“本物”のロレックスです。
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海外の正規店から仕入れている
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商品自体はロレックス社が製造したもの
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ただし、日本ロレックスの保証は対象外
つまり、見た目や中身は本物だけど、買う場所によってサポート面に違いがある、というイメージです。
偽物をつかまされる可能性はゼロじゃない
とはいえ、やっぱり心配なのは「偽物が混じってるかも…」っていうリスク。ここは完全にゼロとは言い切れません。
最近の偽物って本当に精巧で、プロでも見分けがつかないことがあるんです。
例えば:
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ケースの仕上げが極限まで本物に近い
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重さも同じ、ムーブメントの動きまで似せてくる
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シリアル番号や保証書まで“っぽく”作られている
こういう「スーパークローン」と呼ばれるレベルの偽物も、実際に市場に出回っているのが現実です。
大事なのは「どこから買うか」
結局、信頼できるかどうかは「売り手の質」にかかっています。だからこそ、並行輸入を選ぶなら“店選び”が命。
ポイントとしては:
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時計専門店で、並行輸入の取り扱い実績が豊富
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保証内容がしっかり書かれている
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実店舗があってスタッフと直接話せる
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購入後のメンテナンスや修理にも対応してくれる
このあたりが揃っていれば、かなり安心感があると思います。
価格が安すぎたら一歩引いてみて
「うわ、これめちゃくちゃ安い!」って飛びつきたくなること、ありますよね。でも、そこはちょっと冷静になって見たほうがいいかもしれません。
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相場より明らかに安い
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保証がない
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店舗情報があいまい
こういうケースは「リスクが価格に反映されている」だけかもしれません。安さの裏には、理由があることが多いです。
安心したいなら、情報収集を怠らないで
「本物が欲しい」なら、最終的には“ちゃんと調べて、自分で納得できるかどうか”が大事です。
私は購入前に少なくとも5店舗くらい比較して、口コミも確認しました。時間はかかるけど、それくらいやっても損はしないと思います。
安心して購入するには“どこから買うか”がすべて。信頼できる販売店選びが最大の防御になります
保証書がないと何が起きるのか知りたい
ロレックスの保証書って、そんなに大事?
はい、実はかなり大事です。保証書といえば“ただの紙”みたいに思われがちなんですが、ロレックスに関しては**「その時計が正規品である証明書」**のような存在です。
私は昔「保証書なんていらないでしょ」と思っていたんですが、知れば知るほどその価値に驚かされました。
正規保証書がないと、修理が断られることも
ここ、意外と知られていないのですが、日本ロレックスでは保証書がないと基本的に受付NGなんです。
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並行輸入品は、基本的に日本ロレックスのサポート外
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たとえ本物でも、保証書がなければ“証明できない”
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保証書の情報はすべてシリアルナンバーと紐づいて管理されている
つまり、メーカー側としては「その時計、ウチで売ったって証拠ありますか?」というスタンス。これはブランドの管理体制としては当然とも言えます。
メンテナンスを断られる=売却価格も落ちる
もうひとつ見逃せないのが、リセール時の評価に直結するという点。
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保証書あり → 査定額が高くなりやすい
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保証書なし → 「リスクあり」と見なされて安くなりがち
買取店によっては数万円〜十数万円の差が出ることもあります。時計の状態が良くても、証明書がなければ「裏が取れない」と判断されてしまうわけですね。
偽物と疑われやすくなるリスクも
そしてもうひとつ、地味にダメージが大きいのがこれ。保証書がない=疑いの目を向けられやすくなるんです。
たとえば個人間で売買する場合、相手は当然こう思います。
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「どうして保証書がないんだろう?」
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「もしかして偽物なんじゃ…」
この時点で、信頼を得るのがかなり難しくなってしまいます。
「保証書つき」はステータスの一部でもある
ちょっと不思議に聞こえるかもしれませんが、保証書ってロレックスのステータス性を支える要素のひとつなんです。
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本物である証明になる
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メーカーサポートの安心感がある
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将来的な売却や譲渡の時にも安心される
こんなふうに、ただの紙切れじゃない価値がしっかり詰まっています。
中古でも「保証書あり」が選ばれる理由
中古市場を見ても、やっぱり保証書付きの個体から売れていく印象です。私が見た限り、人気モデルほど「保証書つきかどうか」で迷う人が多いですね。
つまり、安心できるかどうかって「書類があるかどうか」でも決まるんですよね。これはロレックスに限らず、高級時計全般にいえることかもしれません。
保証書は“ただの紙”ではありません。将来の査定額にも大きく影響する大事な書類です
アフターサービスで後悔しないために
ロレックスを並行輸入で購入するか迷っている方にとって、アフターサービスの有無や内容は気になるポイントですよね。正規品と違い、購入後のメンテナンス体制が異なることを理解しておかないと、「あのとき少し高くても正規店で買えばよかった…」と後悔する可能性があります。
並行輸入品はメーカー保証がつかない
まず知っておきたいのは、ロレックスの並行輸入品には日本ロレックスのメーカー保証が適用されないということ。つまり、国内の正規サービスセンターでは対応を断られるケースがあります。これは「正規ルートを通っていない商品」として扱われるため。保証書があっても日本国内で認められない場合があるので、注意が必要です。
修理やオーバーホールはどこで?
並行輸入品のメンテナンスは、基本的に時計専門の修理業者や、並行輸入店の独自サービスに頼ることになります。最近では技術力の高い修理店も増えていますが、技術や対応にばらつきがあるのも事実です。部品の取り寄せが難しいことや、作業の信頼性に不安が残るケースもゼロではありません。
正規サービスとの違いとは?
正規サービスの場合、純正部品の使用や精度の高い点検作業が行われ、一定の品質保証があります。一方、非正規の修理ではオリジナルパーツが使われないこともあり、将来的な資産価値や性能に影響する可能性も。これは、見えない部分での“安心”の差ともいえます。
事前に知っておきたいチェックポイント
後悔しないために、並行輸入で買うなら以下の点は事前に確認しておきましょう。
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店舗独自の保証期間や内容(無料修理の範囲など)
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アフターサービスの実績と対応スピード
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修理対応が外注か自社か
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過去の顧客レビューや評価
こうした情報を確認するだけでも、購入後の不安はかなり軽減されます。
購入後のメンテナンスを安心して任せられる体制が整っているか、事前にチェックしておきましょう
並行輸入品の修理が断られるケースとは
正規のサービスセンターで並行輸入品の修理を断られることがあると聞いて、「本当にそんなことがあるの?」と半信半疑の方も多いかもしれません。実はこれはロレックスに限らず、高級時計業界ではよくある話。断られる理由や、どんな状況だと断られるのかを知っておくと、いざというときに慌てずに済みます。
修理拒否の主な理由とは?
日本ロレックスが修理を受け付けない理由の多くは、「正規販売店で購入されたものではないため」です。もっと具体的に言えば、日本国内の保証ネットワークに登録されていない個体は、サービスの対象外になってしまうのです。
並行輸入品の中でも“怪しい”時計はNG
たとえ並行輸入品であっても、状態が良好で書類がそろっていれば修理できるケースもゼロではありません。ただし、以下のような場合はかなりの高確率で断られることが多いです。
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改造や社外パーツが使われている
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裏蓋が開けられた形跡がある
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保証書の記載内容に不備がある
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シリアルナンバーの改ざんが疑われる
「見た目はキレイなのに修理NG」という話は意外と多く聞きます。
修理を引き受けてくれるところはある?
もちろん、民間の時計修理店や技術者の中には、並行輸入品も快く対応してくれるところがあります。むしろ、正規サービスに比べて料金が安く納期も早いといったメリットも。ただし、腕の良し悪しやパーツの確保状況には差があり、選ぶ際にはレビューや実績をよく調べる必要があります。
修理トラブルを避けるために
並行輸入を選ぶなら、以下のような備えが大切です。
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信頼できる修理業者の目星をつけておく
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店舗で修理対応の可否や条件を事前に確認する
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純正パーツ使用の有無を聞いておく
「買ったあとのことまで想像してから決める」。この視点があるだけで、並行輸入での後悔はグッと減ると思います。
ロレックスの並行輸入は後悔する選択か
「並行輸入って、結局どうなんだろう…後悔するって聞くし不安」そんな気持ち、すごくよくわかります。
私も最初は「正規と並行、違いなんて見た目だけでしょ?」と軽く考えていました。でも、掘り下げていくと保証・サポート・リセール…見えない差がじわじわ効いてくるんですよね。
表面的な価格差だけじゃ判断できないのが、ロレックスのような“資産的価値”のある時計。だからこそ、後悔しないためには「目先の安さ」だけに惑わされない視点が必要です。
“後悔する人”に共通するパターンを中心に、選ぶ前に知っておきたいリアルな話をまとめてみました。
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なぜ正規品との価格差が大きいのか
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偽物との見分け方はプロでも難しい?
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並行輸入は資産価値に影響するのか
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リセール時に並行輸入品が不利な理由
なぜ正規品との価格差が大きいのか
ロレックスをネットで探していると、並行輸入品が正規品よりずっと安いことに驚くと思います。「え、この差って何?」「もしかして偽物…?」と疑ってしまうほど。でも、この価格差には、ちゃんとした理由があります。
価格差が生まれる背景
まず一番大きな理由は、仕入れルートの違いです。正規品はロレックス社が厳密に価格管理をしていて、どこの国で買っても大きな差は出ません。一方、並行輸入品は世界中のロレックス取扱店から、為替や需給のバランスを見て安く仕入れたもの。それが価格に反映されるため、場合によっては数十万円単位の差が出ることもあります。
「新品なのに安い」は珍しくない
「こんなに安いのは中古じゃないの?」と感じるかもしれませんが、実際は新品未使用の正規ロレックスが並行輸入で流通しているケースは珍しくありません。海外の正規販売店で仕入れた新品を、日本で販売しているというわけです。なので、“安い=怪しい”とは限らないんですよね。
注意すべきコストの罠も
ただし、安さだけに注目すると落とし穴もあります。たとえば、関税や消費税が価格に含まれていなかったり、店舗の保証が極端に短かったりといったケース。トータルで考えると「そこまでお得じゃなかった…」となることも。見た目の価格だけで判断せず、総額とアフターサービス込みの比較が大切です。
偽物との見分け方はプロでも難しい?
「並行輸入=偽物が混じっているかも」と不安になる気持ち、すごくよくわかります。私自身、時計に詳しくない頃は「安く買えるけど怖いな…」と感じていました。実際、ロレックスは偽物の数が非常に多く、精巧なレプリカも出回っているため、一般の人が見抜くのはかなり難しいです。
偽物の精度は年々進化している
特に近年は、スーパークローンと呼ばれる精巧な偽物が登場しています。機械の動きや重量感まで本物そっくりで、知識のある人ですら一瞬で見抜けないレベル。これに「本物の保証書」が一緒についているような悪質なケースもあるため、より厄介です。
見分けるポイントはあるが…
細かいディテールやムーブメントの動き、刻印の仕上げなど、見分け方の“コツ”はあります。ただ、そうした判断には専用工具や知識が必須ですし、「どこか違う気がする」と感じた時点で素人が判断するのはほぼ不可能。むしろ自己判断で進めず、信頼できる専門店に鑑定してもらう方が確実です。
偽物リスクを回避するために
以下のポイントを抑えておけば、偽物リスクをある程度回避できます。
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古物営業許可を取得している業者を選ぶ
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過去の購入者レビューや評価を確認する
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保証書や付属品が揃っているかチェック
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実店舗があるかどうか(オンライン専売は要注意)
「どこで買うか」は、「何を買うか」と同じくらい大切だと思っておいて間違いありません。
“安いからこそ慎重に”。偽物リスクを避けるには、購入先の信頼度が命です
並行輸入は資産価値に影響するのか
ロレックスを買うとき、意外と見落とされがちなのが“資産性”。「使わなくなったら売るかも」と考えるなら、購入時点から資産価値について知っておくことが大切です。並行輸入品はここに少し落とし穴があります。
並行輸入=価値が落ちる?
結論から言えば、同じモデルでも並行輸入品は正規品よりリセール価格が下がる傾向があります。なぜなら、日本ロレックスの保証が付いていない点や、付属品の内容がまちまちだから。コレクターや中古市場では「保証付きの正規品」の方が好まれるため、並行輸入品はどうしても不利になりがちです。
保証書と購入店がカギになる
たとえ並行輸入品であっても、海外の正規販売店の保証書が付いていて、信頼できる店舗で購入したものであれば、価値の下落は最小限に抑えられます。逆に、出どころが曖昧だったり保証書がなかったりすると、買取店も慎重になります。つまり、リセールを考えるなら“購入時点での条件”が超重要なんです。
資産性を重視するなら慎重に
もし「将来売るかも」という考えが少しでもあるなら、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
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海外正規保証書付きのものを選ぶ
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傷や改造がない、オリジナル状態を保つ
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外箱・タグ・冊子などもすべて保管する
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有名店・専門店で購入する
こうした“資産としての管理意識”があるかどうかで、5年後、10年後の価値が大きく変わってきます。
資産として持つなら、どんな条件で買うかが価値を左右します
リセール時に並行輸入品が不利な理由
並行輸入品は新品時に割安で手に入るのが魅力ですが、いざ手放す時になると「やっぱり正規品のほうが良かったかな…」と感じる人も少なくありません。その理由の多くは、売却時の評価額の差にあります。
並行輸入品はなぜ買い叩かれるのか?
大きな理由は「真贋判定のリスク」「整備履歴の不明瞭さ」「保証の不十分さ」。特にロレックスのような高額時計では、少しの不確実性がリセール価格を大きく左右します。正規品と同じモデルでも、並行輸入だというだけで数万円〜十数万円安く査定されることも珍しくありません。
査定時にチェックされる項目
買取店や業者が並行輸入品で重視するのは以下のポイントです。
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付属品(箱・保証書・タグなど)が揃っているか
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メーカー整備歴の有無
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シリアル番号や購入履歴の明確さ
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店舗の販売実績(大手かどうか)
この辺りが“少しでも不安”と思われると、価格がグッと下がる可能性があります。
高く売るにはどうすれば?
並行輸入品でも、保管状態や店舗選び次第でリセールを有利にすることは可能です。たとえば、
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保証書や外箱などの付属品を大切に保管
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購入店の発行する保証内容を提示
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メンテナンス歴を明記したレシート等を保管
このあたりを揃えておくことで、査定時の不利をカバーできる場合もあります。
ロレックスの並行輸入を選ぶ前に知るべきこと
「並行輸入ってちょっと怖いけど…でも正規品は高すぎるし」そんなジレンマ、ありませんか?
私も最初は“安く手に入れる裏技”くらいに思っていたんですが、知らないと危ないポイントが意外と多くて…。後悔した人たちの体験談を読むと、「もっと早く知っておけば…」という声ばかりなんですよね。
特にロレックスのように高額な買い物だと、“買う前の下調べ”が本当にモノを言います。価格だけでなく、店舗選びやモデル、付属品、保証内容など、見るべき視点はいくつもあるんです。
ここでは、実際に選ぶ前に押さえておきたい注意点や判断軸を、丁寧にお伝えしていきます。
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並行輸入の店舗はどう選べば安全か
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並行輸入でもおすすめできるモデルはある?
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関税や税金で損をすることはあるのか
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正規店と並行店どちらを選ぶべきか迷うとき
並行輸入の店舗はどう選べば安全か
正直なところ、「どの店舗で買うか」は並行輸入を選ぶうえでいちばん重要かもしれません。いくら価格が魅力的でも、信用できない店舗で買ってしまうと、後から後悔することになるかもしれません。
安さより「信頼性」を優先する
ネットには、驚くほど安いロレックスを扱っている並行店がいくつもあります。ただ、それだけで選ぶのは危険です。極端な話、出所不明の個体や修復歴ありの商品が混ざっている可能性もゼロではありません。安さより「ちゃんとした店かどうか」を見極めることのほうが、実はずっと大切なんです。
安心できる店舗の条件とは
以下のような条件を満たしているか、ひとつずつ確認してみてください。
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古物営業許可を持っている(サイトに記載されていることが多いです)
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店舗情報・会社概要がしっかりしている
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返品や保証のポリシーが明記されている
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レビューや評判が良く、長年運営されている
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実店舗がある or 電話対応が丁寧
少し手間でも、こうしたポイントをチェックするだけでリスクはグッと減らせます。
私が見ている「個人的な指標」
私の場合ですが、「保証期間の長さ」も大事にしています。並行店によっては1年、長いところで5年保証をつけてくれるところもあり、これはそれだけ仕入れに自信がある証拠だと思っています。
“価格”より“信頼”を優先。レビューや運営年数を確認して、安心できる店舗を選びましょう
並行輸入でもおすすめできるモデルはある?
「並行輸入は不安だけど、全部がNGってわけじゃないよね?」と思っている方、それは正解です。実は、モデルによっては並行輸入でもおすすめできるものがいくつかあります。
比較的リスクが低いモデルとは?
まず前提として、スポーツモデルよりもドレス系のほうが並行輸入に向いています。理由はシンプルで、スポーツモデルは偽物も多く、価格変動も激しいため。ドレス系のモデルは需要が落ち着いていて、偽物も少なく、手頃な価格で手に入ることが多いんです。
たとえば以下のようなモデルはおすすめしやすいです:
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デイトジャスト(特にレディース)
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オイスターパーペチュアル
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エクスプローラーI(過去型番)
価格と流通の安定感がポイント
これらのモデルは、正規店と並行店の価格差もある程度安定していて、流通量も豊富。そのぶん、「お得に買える可能性が高い」という意味でもおすすめしやすいです。
状態のチェックは念入りに
ただし、安いからといって「箱なし・保証書なし」の個体を選ぶのは避けたほうが無難。並行輸入でも“コンディションの良い商品”を選ぶことで、リセールにも強くなります。
関税や税金で損をすることはあるのか
「安く買えたと思ったのに、関税がかかって結局高くなった…」という声、よく聞きます。特に海外通販を使って並行輸入する場合は、関税や税金をしっかり計算に入れておかないと後悔するかもしれません。
関税の仕組みを知っておこう
ロレックスなどの高級腕時計は、輸入時に関税+消費税が課されます。個人輸入の場合、関税は時計の種類や価格帯によって異なりますが、おおむね10〜15%程度のコストがかかると見ておくのが無難です。
店舗が「税抜価格」表示をしている場合も
一部の並行店では、商品ページに「税別」や「関税込み」の表記が曖昧なこともあります。これを見落としていると、あとから追加で支払いが発生し、「思ったより高かった…」となってしまうケースも。
賢く買うには
以下のような点を押さえておけば、税金で損をするリスクは減らせます。
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「税込」「関税込み」などの表示をチェック
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海外通販サイトでは配送料や輸入手数料の有無も確認
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店舗側が税金負担してくれるかどうか聞いてみるのもアリ
また、法人や事業用途で購入する場合、経費処理や税制優遇が受けられるケースもあるため、使い方次第ではメリットにもなり得ます。
正規店と並行店どちらを選ぶべきか迷うとき
これは本当によくある悩みで、どちらが正解かは人によって違います。「安心して買いたい」「保証は絶対必要」なら正規店。「少しでも安く手に入れたい」なら並行店。結局は、どこに重きを置くか次第なんですよね。
両者の違いを整理してみる
項目 | 正規店 | 並行店 |
---|---|---|
価格 | 高め | 比較的安い |
保証 | メーカー保証(5年) | 店舗ごとに異なる |
信頼性 | 非常に高い | 店舗による差が大きい |
在庫 | 希少モデルは抽選・予約制 | 即購入可能なことも多い |
迷ったときは「自分の目的」に立ち返る
例えば、「一生モノとしてロレックスを買う」「ステータスとして正規品が欲しい」なら正規店一択。でも、「2本目としてカジュアルに楽しみたい」「まずはロレックスを体験してみたい」という目的なら、並行店の魅力も大きいと思います。
私も最初の1本は並行輸入で買いましたが、問題なく使えましたし、満足度は高かったです。ただ、買う前にものすごく調べましたけどね…。
総括:ロレックスの並行輸入のデメリットとは
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並行輸入品は正規ルートではないが基本的には本物である
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偽物の可能性はゼロではなく、精巧なスーパークローンも存在する
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店舗選びを間違えると偽物を掴まされるリスクが高まる
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信頼できる店舗は古物商許可や実店舗の有無で見極められる
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相場より極端に安い商品には注意が必要
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並行輸入品には日本ロレックスの正規保証がつかない
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保証書がないと正規メンテナンスが受けられないことがある
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保証書の有無は売却時の査定額に大きく影響する
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並行輸入品は修理を断られる可能性がある
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非正規修理店は対応にばらつきがあり、リスクを伴う
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正規品に比べ並行輸入品の資産価値は下がりやすい傾向がある
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リセール時に並行輸入品は保証や履歴不明で買い叩かれることがある
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ドレス系モデルは並行輸入でも比較的安全に選べる場合がある
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並行輸入品購入時は関税や消費税の計算が必要になる
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正規品は信頼性と保証が強み、並行品は価格と即時入手が魅力