「たかが腕時計に200万も300万も払うなんて正気か?」
そう思うのは極めて正常な金銭感覚です。しかし、ことロレックスのサブマリーナに関しては、その常識が通用しない特殊な経済圏が存在します。
今回は、長年マーケットを観測し続けてきた私が提唱する「日割りサブマリーナ理論」に基づき、なぜ世界中の富裕層や賢い投資家がこのモデルを買い漁るのか、その経済合理性を徹底的に解説します。
- 【衝撃】300万円払っても「日割りコスト」はコンビニ珈琲より安い事実
- 【資産】現金で持っておくよりロレックスに変えた方が安全な理由
- 【実録】「定価の倍」でも市場から在庫が消え続けるカラクリ
なぜ世界中がサブマリーナに熱狂するのか?

- 定価の倍でも売れる異常事態
- 単なる「ダイバーズウォッチ」を超えた存在
定価の倍でも売れる異常事態
まず、今のロレックス市場で起きていることを直視する必要があります。
あなたは「新品の車を買って、店を出た瞬間に売ったらいくらになるか」ご存知でしょうか?
車種にもよりますが、一般的には購入価格の7〜8割、あるいはもっと下がるのが普通です。消費財というのは、人の手に渡った瞬間に「中古」となり、価値が目減りするものだからです。
しかし、サブマリーナは違います。
正規店で運良く購入し、その足で買取店に持ち込んだ場合、モデルによっては購入価格のプラス100万円以上で現金化できてしまうケースが多々あります。
(正直、これって資本主義のバグみたいな話ですよね)
例えば、現行のデイト付きステンレスモデル(Ref.126610LN)の定価は約150万円程度ですが、二次流通市場(並行輸入店や中古市場)では200万円を超える価格で取引されています。
つまり、定価で買えた瞬間に「勝ち」が確定する宝くじのような状態なのです。
「じゃあ、転売屋しか買っていないのか?」というと、決してそうではありません。
純粋な時計ファンや、成功したビジネスマンたちが、プレ値(プレミアム価格)を支払ってでも欲しがるのです。
なぜなら、200万円で買ったとしても、数年後には220万円、250万円になっている可能性が高いと、過去のデータが証明しているからです。
私が知る限り、これほどまでに「お金を払うことへの恐怖心」を取り除いてくれるプロダクトは他に存在しません。
これが、世界中でサブマリーナが枯渇し、正規店に毎日のように行列ができる最大の理由です。
単なるダイバーズウォッチを超えた存在
サブマリーナは1953年に誕生した、世界初のダイバーズウォッチの一つです。
本来は海に潜るプロフェッショナルのための道具でした。しかし現代において、実際にサブマリーナを着けて300mの深海に潜る人がどれだけいるでしょうか?
おそらく、購入者の99.9%はデスクワークか、休日のドライブ、あるいはレストランでの食事のシーンで使用しています。
それなのに、なぜこれほどまでに求められるのか。
それはサブマリーナが、もはや時間を知る道具ではなく、「世界共通の換金性の高い名刺」になっているからです。
ニューヨークでも、ロンドンでも、東京でも、手首にサブマリーナがあれば「それなりの社会的信用がある人」「良質なモノを知っている人」として認識されます。
言葉が通じなくても、その時計があなたのステータスを雄弁に語ってくれるのです。
さらに言えば、万が一海外で無一文になったとしても、腕元のサブマリーナを質に入れれば、即座にその国の通貨を手に入れて帰国のチケットを買うことができます。
金(ゴールド)と同じく、世界中で価値が認められている「通貨」のような側面を持っているのです。
(まあ、実際にそんなスパイ映画みたいな状況になることは人生でほぼないでしょうが、そういうロマンも男心をくすぐるんですよね)
理由1【資産価値】300万払っても実質タダになるカラクリ

- 【独自試算】日割りコストで見るサブマリーナ
- インフレに勝つ「現物資産」としての側面
【独自試算】日割りコストで見るサブマリーナ
ここからが本題です。私が提唱する「日割りサブマリーナ理論」について、具体的な数字を使って証明していきましょう。
多くの人は、時計を買う時に「購入価格(イニシャルコスト)」しか見ていません。「200万円なんて高い!無理!」と反応してしまいます。
しかし、真のコストとは「購入価格」から「売却価格」を引いた差額です。
少しシミュレーションしてみましょう。仮にあなたが、中古市場で「グリーンサブマリーナ(通称ハルクやスターバックス)」を250万円で購入したとします。
「うわっ、高すぎる」と思いますよね? 普通のサラリーマンの年収の半分近くが飛びます。
しかし、サブマリーナのリセールバリュー(再販価値)は驚異的です。丁寧に扱っていれば、買取価格が購入時の90%〜100%、相場が良い時期なら110%になることも珍しくありません。
ここでは保守的に見積もって、3年後に230万円で売却できたとしましょう。
この場合の「実質コスト」はいくらか。
250万円(購入) – 230万円(売却) = 20万円(実質負担額)
3年間、最高級の時計を毎日楽しみ、ステータスを享受し、相棒として過ごした対価が、たったの20万円です。
さらにこれを「日割り」にしてみましょう。
20万円 ÷ (365日 × 3年) ≒ 182円
いかがでしょうか。
あなたは毎日、コンビニでペットボトルのお茶やコーヒーを買いませんか? あるいは、スマホゲームに課金したり、なんとなく吸ってしまうタバコにお金を使っていませんか?
世界のロレックス・サブマリーナを所有するコストは、実は「毎日の缶コーヒー1本分」と変わらないのです。
もし相場が上がり、購入額と同じ250万円、あるいはそれ以上で売れたとしたら?
その場合の日割りコストは「0円」、もしくは「マイナス(利益が出る)」になります。
これは他の贅沢品ではあり得ない現象です。
例えば、30万円の高級ブランドスーツを買ったとします。3年着倒したら、買取価格は数千円、良くても数万円でしょう。つまり、ほぼ30万円全額が消費されたことになります。
しかしロレックスは、手元に資産として残ります。
私の友人のAさん(40代・会社員)の話をしましょう。
彼は5年前、奥さんに土下座して100万円のサブマリーナ(ノンデイト)を購入しました。当時は「時計に100万なんて馬鹿げている」と散々罵られたそうです。
しかし昨年、子供の教育費が必要になり、彼は泣く泣くその時計を手放しました。
いくらになったと思いますか?
なんと140万円です。
5年間、毎日のように会社に着けて行き、傷もそれなりについていたにも関わらず、買った値段より40万円も高く売れたのです。
奥さんは手のひらを返して「あなた、もっと時計買いなさいよ」と言ったとか言わなかったとか。
(まあ、これは極端な成功例かもしれませんが、似たような話はロレックス界隈では日常茶飯事です)
要するに、サブマリーナを買う行為は「浪費」ではなく、「楽しむことができる貯金」に近いのです。
銀行にお金を預けていても、利息はスズメの涙ほど。それなら、腕元で輝き、自分を鼓舞してくれるサブマリーナに変えておいた方が、精神的にも経済的にも豊かになれる。
これが、私が「300万払っても実質タダ」と主張する根拠です。
インフレに勝つ「現物資産」としての側面
「でも、これから暴落するかもしれないじゃないか」
そんな慎重派の方の心の声が聞こえてきそうです。もちろん、投資に絶対はありません。明日、ロレックス社が大量増産を発表すれば相場は崩れるかもしれません。
しかし、長期的な視点で見れば、サブマリーナの価格は右肩上がりを続けています。
これには「インフレ(物価上昇)」が大きく関係しています。
昔のマクドナルドのハンバーガーの値段を覚えていますか? 60円や100円の時代がありましたよね。今はどうでしょう。それと同じことが時計にも起きています。
ロレックスの定価自体が、原材料費の高騰や人件費の上昇、為替の影響を受けて、定期的に値上げ(価格改定)されています。
メーカーが定価を上げれば、当然ながら中古市場の相場も底上げされます。
つまり、「現金の価値」が下がっている分、「モノの価値」が上がっているのです。
日本円を銀行口座に100万円入れたまま10年放置していても、100万円は100万円のままです。しかし、世の中のモノの値段が2倍になっていれば、その100万円の実質的な価値は半分になっています。
一方、100万円でサブマリーナを買って寝かせておけば、世の中の物価上昇に合わせて、その価値も150万、200万とスライドして上がる可能性が高い。
これが「インフレヘッジとしての現物資産」です。
特にサブマリーナは、世界中で需要があるため、日本円というローカル通貨のリスク分散としても機能します。
「欲しい時が買い時」という言葉がありますが、ロレックスに関しては「今日が一番安い日」であることが歴史的に多いのです。
(正直な話、私も「あの時買っておけば…」と後悔したモデルが山ほどあります。数年前なら80万円で買えたモデルが、今や150万円ですからね…)
迷っている間に定価は上がり、中古相場も連動して上がっていきます。
「暴落が怖い」と言って現金を握りしめている間に、その現金の価値自体が目減りしていくリスクこそ、直視すべきかもしれません。
ここまで読んで、「自分の手持ちの時計は今いくらなんだろう?」と気になった方もいるかもしれません。
あるいは、これから買おうとしているモデルのリセールバリューを正確に知りたい方もいるでしょう。
今の相場を知ることは、資産防衛の第一歩です。
特に買取店は在庫確保に必死なので、思った以上の高値が付くことも珍しくありません。「買取大吉」のような大手なら、全国の相場データを元に、かなり攻めた金額を提示してくれます。
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理由2【デザイン】50年以上変わらない完成された機能美

- オンオフ問わない万能性(スーツに合うダイバーズの元祖)
- 流行り廃りに影響されない「普遍性」
- 一目でロレックスと分かる「アイコン性」と「ステータス」
オンオフ問わない万能性(スーツに合うダイバーズの元祖)
資産価値の話ばかりしてしまいましたが、時計としての本質的な魅力についても語らせてください。
サブマリーナがこれほどまでに支持される最大の理由は、その「圧倒的な守備範囲の広さ」にあります。
通常、ダイバーズウォッチと言えば「ゴツくて分厚い」のが相場です。G-SHOCKや本格的なプロ用ダイバーズを想像してみてください。あれをビシッとしたイタリア製のスーツに合わせると、どうしても袖口がモッコリしてしまい、違和感が生じます。
「山登りの格好で高級レストランに来た」ようなチグハグさが生まれてしまうのです。
しかし、サブマリーナは違います。
ケースの厚み、ラグの曲線、ブレスレットのフィット感。すべてが計算し尽くされており、Tシャツと短パンの休日スタイルはもちろん、タキシードにも合ってしまう奇跡的なバランスを持っています。
映画『007』シリーズで、初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーが、白いタキシードの袖からサブマリーナを覗かせていたシーンはあまりにも有名です。
(あのシーンを見てロレックスに憧れた男性が、世界中に何千万人いることか…私もその一人ですが)
ビジネスシーンにおいても、サブマリーナは「最強の武器」になります。
例えば、あなたが営業マンだとしましょう。商談相手が時計好きであれば、「おっ、サブマリーナですね(しかも5桁モデルですか、渋いですね)」と話が弾み、一気に距離が縮まることがあります。
逆に、相手が時計に興味がなくても、その堅牢で誠実なデザインは決して悪目立ちしません。
私の知人の経営者Bさん(50代)は、「冠婚葬祭も、ゴルフも、プールも、株主総会も、これ一本で全部済ませている」と笑っていました。
毎朝「今日の服装に合う時計はどれだっけ…」と悩む必要がない。
このストレスフリーな万能性こそが、忙しい現代の男性たちに選ばれ続けている理由なのです。
流行り廃りに影響されない「普遍性」
ファッションの流行は残酷です。
数年前に流行った「デカ厚時計」や、奇抜なカラーリングの時計は、今見ると少し恥ずかしく感じることがあります。服でもそうですよね。10年前のスキニーパンツを今履くのは勇気が要ります。
しかし、サブマリーナのデザインは、1953年の誕生から「基本的構造」がほとんど変わっていません。
黒い回転ベゼル、逆三角形のマーカー、ドットインデックス、ベンツ針。これらのアイコンは、70年前のモデルと現行モデルを並べても、パッと見では区別がつかないほど一貫しています。
これは「進化していない」のではありません。「完成してしまった」のです。
ポルシェの911や、ライカのカメラと同じで、機能美を追求した結果たどり着いた最終形態がそこにあります。
だからこそ、いつ買っても「型落ち」という概念が存在しません。
むしろ、古いモデルには「ヴィンテージ」という新たな価値が付加されます。これは他のブランド時計ではなかなか味わえない感覚です。
(正直なところ、新しいモデルが出るたびにデザインをコロコロ変えるブランドの時計を買うのは怖いです。数年後に「あ、それ昔のやつだね」と言われるのがオチですから)
サブマリーナを買うということは、一時的な流行を買うのではなく、「歴史」を買うということ。
20年後、あなたの髪が白くなり、肌にシワが増えた頃、腕元のサブマリーナもまた、無数の小傷と共に渋い輝きを放っているはずです。
その時、「やっぱりこれを選んで正解だったな」と確信する瞬間が必ず訪れます。
一目でロレックスと分かるアイコン性とステータス
ここで少し、意地悪な視点も入れておきましょう。
「誰が見てもロレックスだと分かる」ことは、メリットでもあり、デメリットでもあります。
中には「成金っぽい」「見せびらかしているようで嫌だ」と敬遠する人もいるでしょう。
しかし、これだけは断言できますが、「説明不要のステータス」は強力な社会的パスポートになります。
高級ホテルやハイブランドのショップに入った時の店員の対応、海外のレストランでの席の案内、あるいは初対面の人からの信頼度。
悲しいかな、人は見た目で判断します。そして、サブマリーナはその判断基準において「世界共通の合格証」なのです。
以前、私が20代の若手社員だった頃、無理をしてローンでサブマリーナを買いました。すると不思議なことに、仕事に対する姿勢が変わりました。
「この時計に見合う男にならなければ恥ずかしい」
そんなプレッシャーが、自分を成長させてくれたように思います。
そして周囲も、「あいつは若いのに良い時計をしている。それだけ仕事に本気なんだろう」と勝手に評価してくれました。
(もちろん、「生意気だ」と言う人もいましたが、それは嫉妬の裏返しなので気にする必要はありません)
「ロレックスなんて…」と斜に構える前に、一度そのパワーを利用してみてはいかがでしょうか。
それは単なるアクセサリーではなく、あなたを次のステージへ引き上げてくれる装置になるかもしれません。
理由3【実用性】プロスペックだからこそ「日常で壊れない」

- 堅牢なオイスターケースと300m防水の安心感
- 傷すらも「味」になるタフさ
- メンテナンス(OH)すれば孫の代まで使える寿命
堅牢なオイスターケースと300m防水の安心感
高級時計というと、「繊細で壊れやすいもの」というイメージがありませんか?
「雨の日は着けられない」「手を洗う時は外す」「子供と遊ぶ時は危ないから家に置いておく」
そんな気遣いが必要な時計は、正直言って面倒くさいです。私たちは貴族ではないので、日常の荒波の中で生きています。
その点、サブマリーナは最強の実用時計です。
もともとプロのダイバーが命を預けるために作られた時計ですから、その堅牢性は折り紙付きです。
「オイスターケース」と呼ばれるロレックス独自の防水ケースは、まるで金庫のように中のムーブメント(機械)を守ります。
300m防水というのは、日常生活ではオーバースペックもいいところです。台風の中を歩こうが、プールに飛び込もうが、誤って洗濯機に入れようが(これは推奨しませんが)、ビクともしません。
私は過去に、サブマリーナを着けたままサウナに入ったり、ゴルフの打ちっぱなしでフルスイングしたり、子供と公園の砂場で泥だらけになったりしてきましたが、一度も壊れたことがありません。
(※あくまで個人の体験談です。精密機械なので乱暴に扱うのはNGですが、そのくらいのポテンシャルがあるということです)
この「何をしても大丈夫」という安心感こそが、毎日着け続けられる最大の理由です。
どんなに美しくても、気を使う時計はいずれ着けなくなります。そしてタンスの肥やしになります。サブマリーナは、あなたの生活のあらゆるシーンに「同席」できるタフな相棒なのです。
傷すらも「味」になるタフさ
新品のピカピカの時計に、最初の「傷」がついた時のショックと言ったらありません。
「うわあああ!ドアノブにぶつけたあああ!」と叫びたくなります。
しかし、サブマリーナの不思議なところは、使い込んで傷だらけになっても、それが「ボロい」ではなく「カッコいい」に見えることです。
これは、履き込んだリーバイスのジーンズや、使い込まれた革靴と同じ理屈です。
ステンレスの塊から削り出された無骨なケースは、小傷が入ることで光沢が鈍くなり、より道具としての重厚感が増していきます。
コレクターの間では、ノンポリッシュ(研磨していない)で傷だらけの個体の方が、「オリジナルの形状を保っている」として高値で取引されることさえあります。
逆に、ドレスウォッチのような繊細な時計は、傷がつくと一気にみすぼらしくなってしまいます。
「傷を恐れずにガンガン使える高級時計」
この矛盾した要素を両立しているのがサブマリーナなのです。
あなたの腕に刻まれたその傷の一つ一つが、あなたの人生の歴史そのものです。「この傷はあの時の旅行でついたな」「これは子供を抱っこした時の傷だな」と、思い出を刻んでいける時計です。
メンテナンス(OH)すれば孫の代まで使える寿命
Apple Watchなどのスマートウォッチは便利ですが、バッテリーの寿命が来れば終わりです。数年後にはOSのサポートも切れ、ただの電子ゴミになります。
しかし、機械式時計であるサブマリーナには「寿命」という概念が実質的にありません。
ロレックスのアフターサービスは世界最高水準です。
5年〜10年に一度、オーバーホール(分解掃除)に出せば、中の機械は新品同様にリフレッシュされ、半永久的に動き続けます。
実際に、私の父は40年前に買ったサブマリーナ(Ref.5513)を今でも現役で使っていますし、いずれは私が受け継ぐ予定です。そして私が死んだら、私の息子に譲るつもりです。
100万円の時計でも、3世代で使えば、1世代あたりのコストは33万円。1年あたり数千円です。
これこそが究極のSDGsであり、真のエコではないでしょうか。
「使い捨ての時代」だからこそ、修理して使い続けられるモノを持つことの豊かさを、サブマリーナは教えてくれます。
今から買っても遅くない?暴落のリスクは?

- 過去の相場推移から見る「底堅さ」
- 結論:欲しい時が買い時。迷っている間にも定価は上がる。
過去の相場推移から見る「底堅さ」
「素晴らしいのは分かった。でも、さすがに今は高すぎる。バブル崩壊して暴落したらどうするんだ?」
これが、購入に踏み切れない最後にして最大の壁でしょう。
たしかに、相場は生き物です。2022年の初頭のように、急激に相場が下落する局面もありました。
しかし、歴史を振り返ってみてください。
リーマンショック、コロナショック、仮想通貨バブル崩壊。様々な経済危機がありましたが、ロレックスの相場(特にステンレスのスポーツモデル)は、一時的に下がっても、必ずと言っていいほど「以前の高値を超えて回復」してきました。
なぜなら、ロレックスの供給量(生産数)には物理的な限界があるのに対し、世界中の富裕層人口は増え続けているからです。
需要が供給を上回り続けている限り、長期的な価値がゼロになることは考えにくいのです。
株価が半分になることはあっても、サブマリーナの価値が明日いきなり半分になることは、過去の例を見ても極めて稀です。
「下がってもまた上がる」という実績があるからこそ、投資家たちは押し目(下がったタイミング)で買い増しを行い、結果として底堅い相場が形成されています。
結論:欲しい時が買い時。迷っている間にも定価は上がる。
一番のリスクは「暴落」ではなく、「買わないまま定価が上がり続けること」です。
10年前、「サブマリーナが70万円?高いよ!」と言って買わなかった人たちは、今150万円になった定価を見て絶望しています。
「あの時買っておけば…」という後悔は、金銭的な損失以上に精神衛生上よくありません。
もし、あなたが今、サブマリーナを欲しいと思っているなら、今日があなたの人生で一番若く、そしておそらく一番安く買える日です。
仮に買った後に相場が少し下がったとしても、売らなければ損は確定しません。その間、あなたは最高の時計を腕に巻いて楽しむことができるのです。
「楽しみながら資産を持つ」
このメリットを享受できるのは、一歩踏み出したオーナーだけです。
どうしても高値掴みが怖いなら…
「やっぱり数百万円の支払いは怖い」「買って後悔したくない」という方は、購入前に「レンタル」で試してみるという裏技があります。
【カリトケ】などのサービスを使えば、月額料金だけで憧れのサブマリーナを日常生活で試すことができます。
- 自分の腕の太さに合うか?
- 職場で着けても大丈夫か?
- 重くて疲れないか?
これらを確認してから購入すれば、失敗のリスクを極限まで減らせます。正規店マラソンの時の「モチベーション維持」として借りている人も多いですよ。
人気モデル別 選ばれる理由

- デイト vs ノンデイト(シンメトリーの美学 vs 実用性)
- グリーンサブ(圧倒的プレミア感)
デイト vs ノンデイト(シンメトリーの美学 vs 実用性)
いざ買うとなると、必ずぶち当たるのが「デイト(日付あり)か、ノンデイト(日付なし)か」という究極の選択です。
【デイト派の意見】
「仕事で使うなら日付は必須。サイクロップレンズ(日付拡大鏡)こそがロレックスの証だ。リセールもデイトの方が若干良い傾向があるし、迷ったらデイト一択。」
【ノンデイト派の意見】
「いやいや、文字盤の美しさはノンデイトに限る。あの日付の出っ張りがない左右対称(シンメトリー)のデザインこそが、初代サブマリーナの系譜を受け継ぐ正統派だ。どうせスマホで日付は見れるし、スッキリした顔の方がカッコいい。」
(正直、これは「きのこの山・たけのこの里」論争と同じで決着がつきません。完全に好みです)
ただ、ビジネスメインなら機能的な「デイト」、カジュアルやヴィンテージ感を重視するなら「ノンデイト」を選ぶのが定石と言えるでしょう。
グリーンサブ(圧倒的プレミア感)
もし予算に余裕があり、かつ運良く巡り会えたなら、「グリーンサブ」は別格の選択肢です。
ロレックスのコーポレートカラーである緑を纏ったこのモデルは、黒モデルとは比較にならないほどのプレミア価格で取引されています。
「腕元での主張が激しすぎるのでは?」と思うかもしれませんが、現行モデルの深いグリーンは非常に上品で、意外とどんな服装にも馴染みます。
何より、「自分は特別なモデルを着けている」という高揚感は、他のモデルでは味わえません。
投資的な観点からも、グリーンサブの爆発力は凄まじいものがあります。
よくあるQ&A
Q. サブマリーナを会社に着けていくと「生意気だ」と思われませんか?
A. 20代の新入社員がいきなり金無垢のサブマリーナを着けていたら、正直言って生意気に見えるかもしれません(笑)。しかし、ステンレスの黒モデルであれば、ダイバーズウォッチとして認知されているため、そこまで嫌味にはなりません。むしろ「しっかりした時計をしている=信頼できる」と捉える人も多いです。どうしても気になる場合は、上司との同行時などは袖口に隠せばOKです。
Q. 正規店に行っても買えないというのは本当ですか?
A. 残念ながら本当です。今のロレックスは「マラソン」と呼ばれる通店活動が必要です。週に何度も通い、店員さんと信頼関係を築いて初めて在庫を出してもらえる世界です。ただし、並行輸入店や中古店なら、プレ値にはなりますが即座に購入可能です。「時間」を節約するためにプレ値を払うか、「定価」で買うために時間を投資するか。これはあなたの価値観次第です。
Q. オーバーホール代は高いですか?
A. 日本ロレックスでの正規オーバーホール料金は、サブマリーナの場合、基本料金で約8〜9万円程度(部品交換代別)です。これを高いと感じるか安いと感じるかですが、10年に一度の車検だと思えば、月割りコストは数百円です。街の時計修理店ならもう少し安く抑えられますが、資産価値を維持するためには正規メンテナンスをお勧めします。
Q. 傷がついたら価値は下がりますか?
A. 通常使用に伴う小傷であれば、買取価格への影響は軽微です。むしろ、深い打痕(へこみ)やガラスの欠けには注意してください。売却時に一番マイナスになるのは「付属品(箱や保証書)の欠品」です。時計本体の傷よりも、保証書をなくさないことの方が100倍重要です。
Q. 今、一番買いやすい狙い目のモデルは?
A. 現行モデルはどれも入手困難ですが、あえて狙い目を挙げるなら「一世代前の5桁リファレンス(Ref.16610など)」の中古です。現行よりもケースが少しシャープで軽く、ヴィンテージの雰囲気も楽しめます。価格も現行よりは手が出しやすく、底堅い人気があるためリセールも安定しています。
総括:サブマリーナは「人生を共にする相棒」であり「最強の資産」
この記事のポイントをまとめました
- サブマリーナの人気は「バブル」ではなく、実需と資産性に裏打ちされた必然である。
- 定価で買えれば、店を出た瞬間に数百万円の含み益が出る「現代の錬金術」状態。
- プレ値で買っても、リセールバリューが高いため「日割りコスト」はコンビニ珈琲以下。
- オンオフ問わず使える「万能なデザイン」が、忙しい大人の男性に支持されている。
- 頑丈なオイスターケースは、日常使いで気を使う必要がない最強の実用性を持つ。
- インフレ時代において、現金の価値が目減りする中、時計は「現物資産」として資産防衛になる。
- 傷すらも「味」になり、メンテナンスすれば孫の代まで使えるサステナブルな道具である。
- 過去の相場を見ても、一時的な下落はあっても長期的には右肩上がりで回復している。
- 迷っている間にも定価は上がり続けるため、「欲しい時が一番の買い時」である。
- まずは自分の時計の「今の価値」を知ることが、賢いオーナーへの第一歩。
ロレックス・サブマリーナは、単なる時間を確認する道具ではありません。
あなたの社会的ステータスを証明し、いざという時には資産としてあなたを助け、そして日々の生活を共に戦ってくれる頼もしい「相棒」です。
300万円という金額は決して安くはありませんが、それ以上の価値と体験をあなたにもたらしてくれることは間違いありません。
さあ、あとは一歩踏み出すだけです。
まずは手持ちの時計を査定に出して軍資金を作るもよし、レンタルで試してみるもよし、週末に正規店を覗いてみるもよし。
あなたの腕元に、王冠の輝きが宿る日を楽しみにしています。
